短く狙うのが吉の相場

 [2012-11-06] 昨日のFXブログで紹介したエントリーラインは、上手く2本とも機能してくれたので、10pipsと長いのは取れませんでしたが、全体的に下げている相場では上手く相場観が発揮できている週になっています。

ドル円2012年11月6日日足チャート

 上は現在のドル円日足ですが、昨日紹介したよりも小さな陰線となった事もあり、私としてはまだまだ上昇相場のポジション調整にしか見えません。

 多くのトレーダーはこう言った展開になった場合に我先に頭を押さえてやろうと売りへと転換させる傾向にありますが(私もその内の1人です(笑))、実際対局を見誤ると大きな損失を出す可能性があるのが逆張りです。

 今回は、日足で大きな上昇トレンドが起こっている事を伺わせるような綺麗なトレンドが見られています。このようなトレンドが起こってしまうと、無理に転換を考えなくてもジックリ付いていくだけで長い相場ですから上手く波に乗れる事が多々あります。

 まず、昨日のトレードについてですが、80.20辺りで揉みあった事は覚えておられる方も多いとは思いますが、その後の上昇が弱かった事も頭に刻んでおく事ができれば、おのずと小動きのジリジリとした展開となったのでエントリーはまだ待とうと言う結論になります。

 そのエントリーを我慢したのであれば、狙うは80.15辺りとなりますが、狙うタイミングは80.20をバックにして買いこんだポジションのストップを刈り取った後と言う事になります。

 つまりは、自分が買う予定をしていた箇所のストップが巻かれた後と言う事になります。

 さて、それでは昨日の話ばかりしていても面白くないので、今日の相場を見ていきたいと思います。

ドル円の1時間足チャートで探る

 まずは下のドル円の1時間足のチャートを見てください。

ドル円2012年11月6日週足チャート

 それまでに続いていた上昇トレンドから一転してトレンド割れを見て、今度は下押しの展開となっています。

 現在は白い○で囲んだ80.00割れのストップが巻かれると、買いこみが入り反発が入っている過程となっています。

 陰線ですが下髭が如実に分かる状態となっているので、しばらくはこの下髭を意識したトレード展開を考えておくほうが吉だと考えます。

 私は、80円割れにロングを仕込み、先ほどロングは逃げてしまいましたが、このような展開では80円が明らかに目についた反発となってしまったので、逃げるが勝ちと言う事で早々とロングを利益確定となっています。

 このようなアカラサマに80円のストップを刈り取っての上昇パターンとしては、1つ目としては更に高値を狙う展開。2つ目としては80円割れで突っ込んだロングを更にエグル展開です。

 私の見方としては後者で来ても良いのかな?と考えていたので早めの利益確定となっていますが、やはり全体としてはロング相場との見方が変わっていないので、少々長めのホールドでも良かったのか?と言う迷いもありました。

 ただ、昨日のロンドンフィキシングでの売り浴びせも有った事から、NYタイムに上がるのか?と言う疑問が有った点と、ちょうど底値を付けた時間が欧州タイムを意識させる時間だったので、逃げていると言う事になります。

 次の80円叩きが来るようなら、少し深めに押してきてからの切り替えしを期待したエントリーになりますが、さてさて現在は反発で80.13まで戻していますが、NYタイムエントリーができるのか?寝不足な体を叩き起こしながら見ていきたいと思います。