疲れている時の裁量トレードは危ない!

 [2012-05-11] 私ができるだけ気に掛けてトレードしているのが、自分の体の疲れとトレードについてです。

トレードに疲れているトレーダー

 私だけの特別な事なのかも知れませんが、FXトレードと精神や肉体の疲れと言うのはマッチアップしていると言いますか、不思議な事に見事にリンクしたような成績が出ている事を発見しました。

 小学生の夏休みの宿題の毎日の天気では有りませんが、毎日トレード前に体調と精神と言う項目で表を作り、疲れているかどうかを自己確認しながら「体調良好なら◎」「普通なら○」「悪いなら×」と言う風に2か月間付けてみた事がありました。

 もちろん、私の場合に疲れているのは毎日設定しているFXチャートのアラームが原因なのですが(相場の急激な変動や指定したレートまで相場が動くと爆音でパソコンが鳴り響きます(笑))、どうやら疲れている時と言うのは相場が余り読めていない傾向にあるようです。

 もちろんシステムトレードのように、自動でコンピュータが売買していくれるようなスタイルで取引をされている方にとっては、このような悩みは無いと思いますが、私のように裁量でトレードをしている方にとっては正に死活問題です。

 そこで、「疲れている時はなるべくトレードはしないようにしよう」と言うルールでは無いですが、心構えを私は持ってトレードに明け暮れています。

 個人的にこのデータを付けるまでは、パチンコや競馬と言ったギャンブルでは、風邪引いている時に大当たりを引いてしまったり、眠気の限界の時に連チャンして帰れないと言うパターンを想像していたのですが、FXの場合はまさにそれを裏切ってくれる結果となっていた事に少し驚きました。

 また、「精神的に疲れているなっ」と言う日のトレードを追いかけてみると酷いもので、良く連敗を記録している事にも気が付きました。

 私のトレードの性質上、勝率は40%~60%の間なので、連敗は良くある事なのですが、精神的に疲れているにも関わらず果敢にも戦いに挑んでいる自分にも不思議な思いで一杯です。

 もしかすると、精神的に疲れている人がFXをすると「なぜか強気になってしまうのかな?」と言う考えに至りました。

裁量トレーダーの自己管理

 私の知人のトレーダーは私のスタイルとは全く違っていて、私が朝から晩まで24時間相場を追いかけたトレードスタイルを取っている一方で、朝の4時から夕方の5時までと時間制限を設けてのトレードをしているとの事でした。

 「何とも凄い時間に設定した取引をやっているんだな!?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、取引通貨にオーストラリアドルをメインとしているそうで、分かる方には「なるほど・・」と言って頂けるのでは?と考えます。

 この知人のように時間制限を設けておられる方は、サラリーマン圏トレーダーの方には比較的多いように思いますが、専業のトレーダーさんで時間制限をして自己管理までキッチリやっておられると言う話を聞いて私は感銘を受けました。

 「恐らく、凄い相場の才能や経験があるんだろうな・・」と言うのが私が感じた直観です。

 私のようにずっと相場を見ていないと不安になって取引もできなくなってしまうようなチキントレーダーには、決められた時間内でしっかりと利益を上げられると言うのは羨ましくて仕方ありません。

 しかし、「疲れている時に私は負ける傾向が有る」と言うデータも有りますし、これを簡単に見過ごす訳にもいきません。

 そこで、最近体調管理を兼ねてゴルフなんて言う高貴な遊びを覚えてみることにしました(笑)。

 体調が良ければ損失を抑えられると言うのであれば、何でもしちゃいますよ!!

 それでは、皆様も体調管理には気を付けて、今日もしっかりと稼ぎを出してやってください!!