マーチンゲール法は危険?
マーチンゲール法を使うなら
私が「もしも」マーチンを使ってFXで売買するとするのであれば、追撃システムとして使うアイデアを採用すると思います。
例えば、1万通貨で100pipsの利益が出ているポジションに対して、同方向へと倍で2万通貨張ります。言うなれば倍追撃と言ったところでしょうか?
それが更に100pipsの利益が出たならば今度は4万通貨で追撃をします。
別にこれが良い追撃方法だとは思いませんが、ある程度含み益を持っているので、その含み益に対してポジションを増やしていくと言う感覚で追撃をするかな?と言った使い方です。
先に紹介したシミュレータを考えても如何にマーチンゲール法が危険なのかは分かって頂けたと思いますが、もしもこれからマーチンゲール法を使ってFXで一儲けしてやろう!なんて言う方がいらっしゃいましたら、もしそれが可能ならば先人が既にやっている?可能性も考えて頂きたいと思います。
もちろん、マーチンで成功して大儲けした人もいるかも知れませんが、リスクに対してのリワードが余りに小さい事を考えると、それがベストな方法なのか?と言われれば私は疑問点を付けたいと考えます。
[2012-05-17] 今日はマーチンゲール法について少し紹介してみたいと思います。
マーチンゲール法はFXでは余り使われない?増額投資術なのですが、今人気のバイナリーオプションでは良く使われているのがマーチンゲール法です。
マーチンゲールは非常に投資額の増加速度が速い投資法で、負ける度に投資額を2倍させて取引を行うと言うものです。
そのため、多くの破産者を出した事でも有名なのがこのマーチンゲール法なのですが、FX商材等で密かに使われている事が有るので注意して頂ければと思います。
マーチンゲール法を使えば、どんなに負けていても1回のトレードの勝利で損失を全く無くして更には利益を出す事ができる投資術なのですが、先ほども書いたように、その投資額の増額スピードに対して大抵のトレーダーの資金は底を尽きてしまい大敗をしてしまいます。
その増額スピードがどれほどのものかは、FXマーチンゲールシミュレーションで詳しくツールも紹介されているので参考にしてみてください。恐らく大抵の方は増額速度にノックアウトしてしまう事と思います。
さて、話はもどしまして、このマーチンゲール、通称マーチンが自動売買ソフトに組み込まれていると言う事について、本当にFX初心者の方は注意して万全のバックテストを行った上で運用して頂ければと思います。
私も少しマーチンを組んだEA(自動売買のシステム)でテスト運用をした事があるのですが、結果はもちろん財布は火の車となってしまいました。
1000通貨単位の運用でも火の車だったので、あれが1万通貨となったら一体いくら必要なんだろう?と「0」の数を数えるのが大変になると思います。