迅速な相場判断をする
上手いトレーダーの迅速な取引
知人のトレーダーはスキャルピングと言う短期売買を繰り返したトレードを行っているのですが、ポジションの保有時間が短くなればなるほどドンドンと状況判断が難しくなってきます。
そこで、知人が実践している短期間での状況判断を可能としている方法の1つがアラームです。手法のエントリーポイント・損切ポイント・保有時間等全てにアラームを設定して、まるでボクサーのゴングのようにしたトレードをしていました。
エントリーと同時にポジションの保有時間の計測を始め、ある一定の期間ごとにアラームが鳴るように設定されていました。
そのアラームにより一定の強制決済のルールを取り入れる事で、次々と取引を重ねて一回の取引の失敗に対する悩みを切り捨てているとの事でした。
このようにFXトレードもアイデア次第で大きく変わるので、迅速な相場判断をする意味でもアラームを使ってみても良いかも知れません。
[2012/10/05]FX取引をしていると迅速な判断を必要とされる相場展開は日常的に起こります。そんな中で私が実践している方法がいくつか有りますので、今回はその方法について紹介してみたいと思います。
まず当然と言えば当然なことですが、ポジションを持つ前には確実にストップと利益確定のラインを明確にしておきます。これを「考えた取引をしている」のと「していない」のとでは判断に大きな違いが出てきます。
そこで、どんなに唐突な取引になった場合にも、ポジションを持った時点で確実にストップを入れる癖を付けておきます。
このストップ幅は人によって大きく違いが有るとは思いますが、私の取引の場合には最大幅を30pipsに設定しています。
次のトレードの判断を迅速にする方法として、事前にエントリーラインに掛かるまではジックリ相場を引き付けると言う方法を使います。
恐らく多くのトレーダーは、ついつい自分のエントリーラインに近づいてきてしまうと、チャンスを逃がすのでは?と言う思いからポジションを持つことに対して飛びついてしまいがちです。
そのように飛びついたポジションを持ってしまうと、ストップの位置は変わらないので必然的にポジションからストップまでの幅が広くなってしまいます。基本的な事ですがポジションは常にギリギリまで引き付ける事で判断のブレが無くなり迅速な相場判断へと繋がります。