底固めはトレンドに必須

 [2012-10-18] 昨日のFXブログ内では相場について色々と書かせて頂いておりましたが、なんとなくですが相場のイメージ通りの動きとなったのではないでしょうか?

2012年10月18日のドル円日足チャート

 昨日の相場展開は握力さえあれば何とでもなる比較的に簡単な相場展開だったので、恐らく爆益となられた方が多いのではないでしょうか?

 と言う私は実は昨日から睡眠時間がほとんど取れずにいるわけですが、ポジションを解消したのが午後3時頃なのでそれも仕方ないでしょう。

 このFXブログを書き始める前に本当は下書きで別のものを作成していたのですが、突然相場が崩れてしまい書き直しながら書いているのですが、先ほどはトレンドが短期的に崩れる予感について書いておりました(汗)すると、崩れたので何ともFXブログと言うのは非常に難しいジャンルのブログだと痛感致しました。

 はてさて、本日の動きについてですが、アメリカからは雇用系の指標が発表される予定となっていますが、まず反応はサプライズ結果でもない限りはボチボチ程度の動きになると思いますので、全体的なトレンドを掴む意味での相場展開に乗る方が良いと今日は考えております。

 トレンドは上のチャートを見て頂けるとしっかりとブレイクをしに行った事が分かります。このブレイクをした事により79円をぶち抜く事に成功している訳ですが、この壁が壊れるところを見ていた人は何人おられるでしょうね?

 まず、兼業の方には不可能な点ですが、どんなブレイクだったのかと言うと「弱くストップに当たった」と言うイメージを私は持ちました。

 つまりは相場参加者がほとんどいない中で、少数のヘッジファンド等が79円のストップを巻きに行ったのだと考えていますが、ストップの量は板が少ない上にあの動きと言うので、「あまり入ってなかったな」と言う感想です。

もう少しだけ1時間足で

 1時間足でトレンドラインを引いてみるとトレンドの崩れが良く分かるチャートとなっています。

2012年10月18日のドル円1時間足チャート

 トレンドラインの角度がだんだん大きくなってきて、その角度に耐え切れずに落ちていますね。このパターンは良く見られるチャートパターンとなりますが、利益確定ポイントとして使われている方も多いのではないでしょうか?

 最後に本日のタイトルにもあるように底固めについて少しだけ書いておきます。

 今日のような相場展開になると、79円のブレイクを決めたのは少数の人間だった事が分かります。

 そこで、マーケットは「本当にそのブレイクは正しかったのか?」を確かめにいきます。特に79円のブレイクを確かめに行く程度ならば問題無いのですが、今回のブレイクは日足のトレンドラインをブレイクしています。

 つまり、ロンガーのストップを巻いて下げ下手すると78円ミドルくらいまでの戻りが有っても良い可能性も捨てきれません。

 上値を抜けるのであれば叩くのは怖い相場ですが、抜けないならばコツコツ叩いて素早く利食いのスキャ的なトレードもやり易い相場になりそうだと考えています。

 また、日足陽線が並びすぎと言うのもあるので、そろそろ調整局面が近い事も頭の隅においておいても良いと考えております。

 なんて、書いている私は今から相場そっちのけで寝ちゃいますが(笑)。