FX初心者のための分散投資術
分散投資をしてエントリーを逃さない
例えば、自分が想定しているエントリーが85円で売りだったとして、ストップは85.20がMAXだったとします。相場は84.90まで上昇してきましたが、85円まで上昇してくるのか?と言うと少し微妙な展開になってきました。
そこで、余り自信が無いですが少し早いですが入っておきたいな~と言う時にはエントリーを複数回に分けて取ります。
もちろん、そのまま相場が上昇してくるのであれば、ストップ85.20をバックにして分散して、普段のエントリー枚数分入ると言う方法をとります。
10枚のエントリーを考えていたのであれば、3枚3枚4枚と言った感じですね。
こう言うと、「ナンピンだろ?」と言われるのですが、ナンピンとは感覚が全く違う戦略になっているのですが、なかなか理解をして頂けるのは難しいのが分散投資なんです。
この分散投資の場合には、もちろん自分のポジションに有利な方向へと相場が動いてしまった場合には、タイミングが良ければ追撃・追撃・追撃とドンドン追撃エントリーを入れていきます。
分散エントリーは自信が無い時に効果を発揮して、上手くリスクを分散させる意味でも、私のトレードに対する精神を支える事に役立っています。
どんな人でも「ここで入りたい!けど、ストップまでが遠い・・」
なんて事はあると思います。もちろんストップはずらしませんし、無暗に分散エントリーをしてしまっては相場を引き付ける事ができません。時と場合を考慮した上で行う事で、大きな成果を出すように考えています。
[2012-05-04] さて、今回はFXのトレードの基本的な資産分配、つまり投資資金にどのような強弱を付けて行っているか?について私の個人的な投資を題材にして書いてみたいと思います。
例えば、上の画像のような状態が全体の投資資金だったとすると、私は3つに分割して管理しています。これはもちろんFX会社のリスク対策の意味もありますが、万が一トレードに熱くなってしまった場合にも必ず行き過ぎたトレードをしないようにするためにです。
また、異常相場では注文がなかなか通りづらくなるのは当然の事なので、そういう時のためにも分けて持っています。
基本的には、この分配した投資金の内で1つの口座のみで資産運用をしている訳ですが、少量は長期運用でスワップ狙いを兼ねて運用しているものがあるので、それは全くこれとは別に持っています。
では、少し本題に入っていきたいと思いますが、分けた資産の内で1つの口座を使って運用していますが、私は取引にエントリーする際には更に自信のあるトレードと自信の無いトレードとでは取引枚数を変更しています。
取引数量が違うの?と思われるかも知れませんが、全体的には同じ枚数で取引をしているのですが、自信の無いトレードは分けていると言う方法を使っています。
ちょっと話がヤヤコシクなってしまったので、次でもう少し分かりやすく紹介していきたいと思います。