FXで勝つために

 [2012-12-03] 今日は、今まで更新してきた時間よりも2~3時間早くFXブログの更新を始めています。

 その理由としては、12月で手仕舞いしているので、このブログを書き終わった後は映画でも見ながらゆっくりとお酒を飲んでやろう!なんて1人で思っている訳だからです(笑)。

 さてさて、今日は12月の相場と言う事と月曜日と言う事もあって、ドル円相場については1時間足のチャートで紹介してみたいと思いますが、いつものように書いている最中に少しローソクの形状が変わってしまう可能性があるのは難点です。

 現在は、相場は緩やかになっています。まずはドル円の1時間足チャートを見て色々と感想を書いた後で、「FXで勝つために」のタイトル通り、私がとった当時の行動について書いていきたいと思います。

 内容は、私のような算数レベルの人間でも十分に思いつくことですが、もしかするとFXを始めたばかりの方や、どうしても勝てない初心者の方にとっては役に立つかも?と思います。ではでは、ドル円の1時間足からです。

ドル円1時間足12月3日

 ドル円の1時間足を見て頂けると分かりますが、直近のトレンドを見事に下抜けしている事が分かります。

 全体的な相場の意向?と言う気は余り感じていない売りだったのですが、相場に玉が入っていない事を見た輩様が遊びで打ち込んできたのかな?と言う雰囲気を感じていました。

 このチャートを撮影した時はまだローソク足は確定していなかったのですが、現在は既に確定してトレンド割れが確定しています。

 ただ、このままダラダラ落ちて行っても82円下からは実需のフローがある事を覚えている投資家の方も多いと思いますが、M&Aがらみの大き目の玉が有る可能性があります。

 その辺りも考慮しつつ、12月ですから長くは狙わずにコツコツと積んでいくのも手かも知れません。

 では、今日の相場の話はここまでで、次は私の当時の取引での失敗点などを含めた内容になりますが、FXで勝つために何を変えたか?について書いていきたいと思います。

 N田さんやJ森さん並びに一般トレーダーの枠を超えてらっしゃる方は、どうぞここまででお引き取りください(笑)

FXで重要なのは負けない事ではない

 私がFXを始めた頃と言えば、今のようにデイトレードやスキャルピングトレードのように1日に何度もトレードするなんて言う事はできませんでした。

 その原因はスプレッドに有ったのですが、今のように1銭や2銭と言うスプレッドになっている事が信じられないくらいで、基本的にはスイングや長期でホールドするトレードが主流だったように思います。(スプレッドについての意味はこちらをどうぞ)

 そこで、私のような短期なタイプは長い間ホールドして、上がった下がったと言っているトレードがどうもできずにスイングトレードと言って、数日間~2週間単位で取引を繰り返す方法を選択していました。

 しかし、始めてみたは良いのものの、1か月2か月~数か月と経過する内に投資金額はどんどん減っていくと言う事態に陥りました。

 その時の勝率は50%を超えて65%程度だったように記憶しているのですが、なぜ負けるのか全く分からないと言う状況だったように思います。

 そこで、当時はサラリーマンをしていたので、損切りしなければ負けないじゃん!などと安易な考えにはまり、ストップを外して給料から入金するなんていう危険なトレードをやっておったわけです(笑)。あるあるパターンですね。

 その後どうなったかは、経験のある方には分かると思いますが、「FX市場に給料のほとんどを貯金をしてしまった」と言う事になりました。

 恐らく多くの人はここでFXを止めてしまうと思うのですが、私はどうも幼い頃から頑固者で、「どうして負けたのか?」と相場について仕事の合間にいつも考えておりました。

 その原因はやはりストップとリミットの設定だったと言う事に気が付いたんですね。

 今はこのストップとリミットについて便利なツールがあるので、それを使って私の当時のトレードがなぜ負けたのか?を証明してみたいと思います。

 今回使用させて頂くツールは、FXの勝率とリミット・ストップのシミュレーションと言うもので、誰でも使う事ができるので、自分の取引のパフォーマンスを測定してみてください。

ストップの大きなトレード

 さて、上が私が当時行っていたトレードのパフォーマンスです。

 このツールは、自分の取引の勝率とストップとリミットに応じて実際にどれほどのパフォーマンスを出す可能性があるのか?を教えてくれるものなのですが、私が設定したのは上の赤い□で囲んだ箇所です。

 「勝率65%でストップ50リミット20」に設定して1000回の仮想で勝率を出した結果が下の赤い□になります。結果は見ての通りですが、「-4500pips」となってしまっています。

 つまり、私が当時行っていたトレードは、見込すら無い方法でトレードをひたすら行っていた可能性が高いと言う事になります。

 トレードと言うのは、相手が居て成立する訳で、私が得をした分は誰かが損をしている事で成り立つものです。つまりは相手も必死になって私の資金を狙っていると考えられます。

 そんな相手を前にして、見込ですら負けるトレードをしていた自分が恥ずかしくも大きな反省の材料にもなりました。

 もしも、このようなトレードをしてしまっている方、1度自分のストップとリミットを見直してみるのも良いかも知れません。

 マーケットは先人に従えではありませんが、「損小利大」やっぱりこれが相場の基本なんだと今でも思っています。