ドル円フローとブレイク
1時間足でのドル円の動き
では、続いて1時間足での短期的な値動きについて見ていきたいと思います。
私の友人による話では、どうやら今回のドル円相場の上昇の背景にはファンドからの手仕舞いの買いがチラホラだったと言う話を聞いています。
そのファンドの手仕舞いを見て、慌てて邦銀のフローが出たんじゃないの?と言う事も聞いておりますが、やはり年末に向けての毎年の事ながらドル需要は有ると考えるのが本筋となるように考えます。
こうやって見て頂けると、綺麗にトレンドブレイクを達成している訳ですが、昨日の下げは下のトレンドを割ったので、そこからの上昇となり上のトレンドを壊したと言う事になります。
つまりは、下割れがだましに終わって上に抜けたと言う展開ですが、だましのだましのだまし何て言う相場もありますから注意が必要になるとは思いますが、基本的にはだましがだましに終わる相場は、単純なブレイクよりも確信して良いように私は考えています。
ただ、現在はやっぱり12月です。ブレイクした後の勢いが全くなく高値圏で売り買いがちょろちょろと見られているばかりなのですが、欧州タイム、NYタイムに入ってきて、昨日の噂がどう出るのか?と言うのが気になるところではあるように思います。
さて、本日はADP雇用統計の発表が予定されておりますが、アメリカの崖への意識が日に日に強くなっていく中、ますます雇用系指標には注目していきたいところだと考えています。ADP雇用統計のグラフへ。
最近はADPにて大きな動きが見られなくなってしまったので、市場参加者にとっては以前のようにADPへの注目が落ちている事と思います。
その原因としてはやはり本指標である非農業部門雇用者数との大きなずれにあると感じていますが、前座と言う事でいちを今日は指標を見届けるつもりでいます。非農業部門雇用者数のグラフへ。
ではでは、本日の相場は基本は買い目線で追いかけたいと思いますが、私は残ったポジションの行方を見守るだけですが、今日も相場に入られる方はがんばってください!
[2012-12-05] 昨日のブログ「ストップと納得」は大変失礼をいたしました。
ブログ内で、トレンドがまだ割れていないと書いていたのですが、更新が終わった直後に割れると言う事になってしまい、読まれた方は「おい、もう下抜けしてるぞ!何を言ってるんだ!」と思われたことと思います。
言い訳としましては、昨日のブログはノートパソコンにてトレーディングルームとは違う部屋でくつろぎながら書いてしまっておりました(汗)。友人から痛い突っ込みを受けながら苦笑いとなったブログとなってしまいました。
と言う訳で、今日はドル円の日足についても書いてみるいつものスタイル形式で更新を行っていきたいと思うのですが、FXブログを書かれている方は大勢いらっしゃると思うのですが、チャートを見ながら書いてていると分かるのですが、刻一刻と変わっていく相場を見ながら書くのは非常に難しいものですね。
書き出した時は割れていないのに書いている途中に割れてしまったり、チャートを撮影した時点でそのチャートは古くなりますもんね。
誰かの歌で「写真を撮ったら私が古くなるじゃない」と言うようなものが有りましたが、「いや、御もっとも」とFXブログで感じております。昨日は申し訳ございませんでした。
既に友人から厳しいツッコミを受けてますので、お許しくださいませ。
さて、話を相場に戻しまして日足のチャートを見てみますと、直近では白いレンジ内に収まって高値圏での推移となっていますが、もう少し細かく見ると、高値切り下げ安値切り上げのフラッグ形式となってきている事が分かります。
昨日は1時間足にてフラッグについて書かせて頂いておりますが、現在は上に抜けると言った事になっていますが、やはり底堅い動きになったな・・。と言うのが正直な感想です。
私はサブ口座ではありますが、可愛く4枚での取引を行ってまして、起きると50ポイントの利食いが半分刺さっていると言うラッキーパンチとなっています(笑)。
12月の相場ですから、ドル需要はあるだろうとの単純なトレードだったのですが、ふとチャートを見ると下押しが思ったより強い事と、下げのソースとなっているものが格下げの噂だったので、「また、どっかのファンドがユーロを下げたがっているな」と感じながらの買いでした。
12月に入って焦っているファンドも沢山あると思いますし、それなりに噂を流せば全体的な流通量も少ないですから、短期的な打ち込みはやりやすいですからね。
ただ、気になるのは、その後のインタビューで格付け会社ムーディーズからは、その噂に対しての否定コメントが出ていないところなんですよね・・。私の情報不足かも知れませんので詳細にはご注意を。
ただ、ドイツやオーストリアの格下げは「まず、ありえない」と考えるのが私の考え方なのですが、ギリシャが安泰方向へと向かう一方で、それを好ましく思っていない輩様がいらっしゃることは事実なようです。