9連続日足陽線は無い?

 [2012-10-23] 先日のドル円相場のFXブログでもそうですが、さすがに陽線が続きすぎている事について少し話題にさせて頂いておりましたが、今のドル円日足は下のような形状となっています。

2012年10月23日のドル円日足チャート

 先日の残りのロングが思ったより伸びてくれたので、微益にはなっておりませんが、今日のエントリーはさほど上手いとは言えないものとなっています。

 とりあえず、80円の壁で一瞬止まったのを見てから79.987でショートを入れましたが、半分入れてもう半分を80.10辺りで予定していたので、先に崩れてしまったために、先ほど少し高値が止まったのを見てから79.895で追撃と言う形で残り半分を投入しています。

 この先に80円のストップを明確に取りに行っても良い展開ではあるのですが、やはり今日の陰線となる形を想定しての早めに売りたい気持ちからショートを入れています。

 もちろんそれぞれストップは、それぞれの直近高値に入れてありますので、刈られたらそれまでと言うところですが、今のところは利益確定として79.69辺りを想定しています。

 特に個人や企業などの売り買いが均衡状態となっているようにも見える形の中で、M&A絡みのニュースが後押しとなったり、日銀の緩和が100兆円に乗るのでは?と言う憶測からの動きですので実際は何とも言えないところですが、全体的にはやはり81円ミドルくらいまでの上昇が全体としては綺麗な形となると思います。

ショートポジションを持っているから

 今日のドル円の1時間足のチャートは私がショートしていると言う事も有り、若干ショート目線でのトレンドライン割れを意識した形で入れさせて頂きました(笑)。

2012年10月23日のドル円1時間チャート

 ドル円ですので、そこまで長いのが狙えない分、大きめ玉を入れる事ができるのが特徴だと思うのですが、今日のように8連続日足陽線となって、「9連続は無いんじゃないか?」と言う非科学的と言いますか、ジンクスと言いますか、そう言ったものが私は好きなので、今日は大きめに打ち込んでいます。

 しかし、ユーロの方はうまい具合に崩れ始めていると言うところですが、やはりギリシャのGDPに対する赤字幅の引き上げは、ネガティブなイメージを更に強くさせますし、ドイツが全体的な支援に対して奥手だと言うイメージも良くありません。

 さらには、スペイン・ベルギーを代表しての独立運動からも目が離せませんし、さらにはユーロ圏以外ではイギリスのスコットランドも独立を模索しています。

 つまりは「借金なんて知らねぇ」と1国の中からも空中分解する可能性も否定できない状態で、「ユーロは何をやっているんだ」と言う意見が湧き上がって来そうな予感もしています。

 今日は目立った指標と言えば、カナダの政策金利についてですが、昨年頭から「上げる上げる」と言いながらも結局上がらない政策金利に、外国(特に中国ですね)からM&Aされてしまいそうな状態でも少し気になっているところではあります。(カナダ政策金利推移グラフ)

 あと、米国の失業率についても少し触れておこうかと思ったのですが、今日はポジションが大きいので余所見している場合でも無いので、この辺りで終わりにしたいと思います。

 今日はドル円が陰線を付けると言う事で(笑)、ここまで書いてきましたが、下髭の陰線の可能性もありますので逃げは早めにしたいと思います。