レンジでの相場展開で

 [2012-10-24] 先日の9連続陽線は無いでは、9連続で日足陽線は無いよ!と言う話を紹介させて頂きましたが、昨日のドル円相場は見事に小さな陰線となって引けました。

2012年10月24日のドル円週チャート

 今日は、ドル円の週足チャートを紹介させて頂いておりますが、まぁ、良い形で上昇が見られていますね。内心はもう少し下がってからの上昇を期待しているのですが、それもそのはず、昨日のショートは下のポジション79.895は79.71で予定したライン79.69につっかけたと言う事で利食い済みですが、残りの79.987を持ったままだからです(笑)。

 それはつまり、私が極度の寝不足状態だと言う事を意味しているのは言うまでも有りませんが、実際に今日はレンジ的な相場展開となっているため、下を探れば少し伸びそうですし、上を探っても伸びそうなので、持っておいて損は無いと考えているからです。

 何を言っているのか意味不明かと思いますが、要するにレンジ局面で持ったポジションの残りはホールドして益を伸ばすとストップ位置も明確なのでやりやすいと言う事です。

 レンジの局面はブレイク方向への傾向はあるにせよ、どちらにブレイクするかは分かりません。そこでレンジでポジション取りをしたのであれば、レンジ内で食って終わりでは勿体ないのでポジションを持ったままにしていると言う事です。

 しかしながら、それだけではポジションのホールドの理由になりません。実はもう少し理由があります。

ドル円1時間足で見るレンジ相場

 下のチャートはドル円の1時間足にレンジラインを入れたものです。

2012年10月24日のドル円1時間チャート

 この白いラインがレンジの上限と下限となっているのですが、現在の個人投資家が持っているポジションに対してストップを入れるのであれば、このラインより少し上、もしくは少し下と言う事になるでしょう。

 そうすると、このままどちらもブレイクしないで上昇や下降をするとは考えにくいと言う事が言えます。

 なぜ考えにくいのかと言うと、多くのトレーダーがポジションを持ったままで利益が出る方向へと動いてしまえば、もちろん利益確定が入ります。つまりはトレンド進行方向とは反対の売買が起こります。

 その反対売買は、上値を抑えたり下値を支えたりする効果を持ちます。そこで、相場が何をするのか?と言うとだましを作ってストップの刈り取りをするわけですが、今回のような狭いレンジ局面だとそれが容易だと考えられます。

 さらに長期トレンドが上を向いている以上、相場が上昇方向へと振れるのであれば、ストップを先に刈る可能性が高いのは上では無くて下、つまり、私の今のショートポジションのホールドが正当化されると言う訳です。