やっぱり動きが・・

 [2012-10-29] ついに悪魔の週となりそうな1週間が口を開けてしまいましたが、恐らく既に知っておられる方が多いと思いますが、アメリカに特大のハリケーンが直撃するとのニュースで米メディア関係の話題は持ちきりとなっています。

 私の見たところでは株式市場はオープンするようですが、債券市場はクローズを早めて日本時間深夜1時にクローズとのニュースが出ていたように思います。嫌・・こう言う相場展開は本当に怖い思いでいっぱいになります。

ドル円日足10月29日

 まずは、ドル円の日足について見てみすと、昨日のFXブログで想定した通りに非常に動きがとりにくいレンジ相場となっています。

 私のトレードも高値で、先週末の金曜日の高値をバックに売りを入れましたが、先ほど利益確定をしました。玉は十分には込めておらず20ポイント程度のしょっぱい利益ですが、何とか幸先の良いスタートとなっています。

 さて、この展開ですが、先に書いたようにアメリカのハリケーンの話題になりますが、衛星写真を見ると余りの大きさに愕然としてしまいます。

 サンディー(ハリケーンの名前)の被害予想規模は1000億円程度になるのでは?とのニュースが既に飛び出してきていますが、ルートとしては少しニューヨークの南を通っていくので、ニューヨークは暴風域にギリギリと言ったところのようです。

 しかしながら、莫大な被害を齎したアイリーンの被害を超えると言う想定も出ていますので、このハリケーンが市場に与える事を私は危惧しております。

今日のドル円の1時間足

 では、続いていつものようにドル円の1時間足で現在の相場状況を見ていきたいと思います。

ドル円1時間足10月29日

 完全に狭いレンジで上下の売り買い均衡と言った状況になっています。

 しかしながら、今日はハリケーンの話題ばかりで申し訳ないのですが、このハリケーンで国債市場や株式市場、それに商品先物市場などの取引システムが突然ダウンしてしまう恐れもあるので、特に日本時間で日付が変わってからの相場展開には十二分に注意が必要になりそうです。

 もしもパニックが起こった場合には、恐らくはクロス円を筆頭に強い円買いが行われる場面も想定できるので、トレーダーは普段以上に株価の変動についても注意を払った取引をする必要があります。

 私のイメージでは年に1回は大きな相場が訪れるのですが、今年はまだそれが来ていないように思っています。

 もしも、それが今日ならば必要以上の売りを入れるつもりでいるのですが・・・。もちろん相場が崩れる事を期待している側では無くて、崩れ落ちる相場を想定しておくと、もしもの場合に迅速な判断ができるからです。

 さて、怖い1週間が始まっています。いつも以上に気を引き締めて今週は掛かりたいと思います。