日足は売り足付け

 [2012-11-23] 今までの強いかち上げから一転、昨日はNYタイムを中心に売りに押される展開となったドル円ですが、日本が連休に入る事を考えての利益確定の売りが入ったとの話が流れています。

 個人的には、1時間足の話をする時に、売りポイントが有ったので微益ですが利益を出す事ができていますが、昨日のエントリーの話については後で少し紹介していきたいと思います。

 今日のメインの話題はドル円の日足で高値となる可能性がある足を付けた事なのですが、個人的には中途半端な位置での高値傾向となる足だったので、調整相場へと動いていくのかな?と言う気で相場をみています。ではドル円の日足チャートからです。

ドル円11月23日 日足

 高値での上髭陰線で引けている事から、ローソク足の基本である高値となる可能性が大となる形状になっています。

 この事から、今日の相場も高値を叩く動きが散見されても良いように思うのですが、やはり少し押した時の下からの突き上げは強いものがあるように感じています。

 来週の火曜日はちょうど日本の休み明けと重なるのですが、25日となります。そうなると日本時間は買い上げが想定できるので、少しまとまった買いが入るのでは?と言う見方になります。

 そこで、「月曜日までにはどこかで買いポジションを掴んでおきたい」と言うのが基本的な戦略になってくるとは思うのですが、この日足高値を見て売り込んでくる人たちも少なくはないと思います。

 元に、現在このブログを作成中にも高値を叩く恐らくファンド系?の動きが出ているように思います。

 ファンド系の売り叩きと言う事なら、逆に手引きを早いので変わり身に乗る事ができれば、おいしい利益が転がりこんでくる事になります。

ドル円1時間足の売りポイント

 ドル円の1時間の高値で○を付けている箇所に注目してください。

ドル円11月23日1時間足

 この高値は綺麗に売りに押されてしまい、最後のかち上げでストップを刈り取った後に打ち込まれている事が分かります。

 私はこの足を作る途中で軽く売りを入れてみたのですが、上手く黄色のトレンドラインを割れたのを見て走ったところで利益確定をしています。

 売りの玉が少なかったので、半分利益確定と言う事はできずに全てポジションを利益確定へと走らせてしまったのですが、それも日足が売り形状となるとは想定できなかったためです。

 今日の相場展開はやはり売りで入るべきだとは思うのですが、これがNYに入ると相場が一気に変わってくる事があるので、中々長いのを狙う勇気は今のところありません。

 基本は調整と言う事と、ファンド系が売り相場を作ろうとしている事を考えると、変わり身が早い可能性もあるので、じっくりと見ていきたいと思います。

 マクロ系のファンドのように高値を数回に分けて叩いてくれると分かりやすく少し長めのものを狙いたいところなのですが、これがモデル系だと売ってしまえば思う壺と言うばかりにかち上げに合います。

 これからNYタイムと引けにかけては、ガッツリと売り込まれればジリ戻りか、そのまま上げ上げで戻っていくか?と言うところになると想定して、週末ですし長いのは狙わずにちょろちょろと狙う方向で見ていきたいと思います。