明確なエントリーポイント

 [2012-11-01] 11月に入りまして、私のトレードも残すところ今年は後1ヵ月となりました。

 私は毎年12月はトレードを止めて?(昨年は50万円だけ入れてテストしていました)基本的には、トレードの手仕舞いを行います。

 新しい月となると最初のトレードは少し緊張をするものですが、今月の1発目は上手く反発ポイントで的確にエントリーする事ができて、既に利益を確定させました。では、日足チャートを見てみたいと思います。

ドル円日足11月1日

 日足では少し分かり辛いかも知れませんが、白いラインで抵抗となる高値にラインを入れてみました。昨日のFXブログで紹介した通りのエントリーポイントとなっています。

 このように上手く抵抗となるレンジ上限でエントリーすると比較的にストップ幅を狭く設定できるので、大き目のポジションで積み込んだとしても負けた場合のロスが少ないので、恐らく短期トレーダーにとっては基本となるトレードだと思います。

 エントリーポイントについて詳しくは下の1時間足で詳しく説明するとして、日足についてもう少し詳しく見ておきたいと思います。

 まず、現在高値で反発しているドル円なので、底値を考える事になりますが、底値はやはり白いラインを入れた箇所がキーポイントとなってトレードして来る人が増えるのでは?と考えています。

 この白いラインの底値は、先日の日銀の発表後に付けた安値となるのですが、現在、アメリカのハリケーンによるリパトリの動きも考えると、やはりここまで落ちるのは難しいのか?と言う目で見て、先に高値のショートポジションは利食い済みとなっています。

 しかしながら、全体的には底値はこの白いラインだと考えておくことで、そこには大量のストップがあるであろう?と言う事を頭に入れたトレードをすることができます。

 もちろん、このライン近くまで来るのであれば、ストップ刈りの動きもでるとは思いますが、底値は堅い動きと言うのが現在のドル円相場だと考えておいても良いかも知れません。

ドル円の1時間足でのエントリーポイント

 さて、では詳しくドル円のエントリーポイントを1時間足チャートで見ていきたいと思います。

ドル円1時間足11月1日

 ピッタリと高値が先日の日銀発表で付けた高値と面合わせとなっているますね?明確な反発を期待できるポイントだったので、私はこの高値の上3pipsにストップを置いて構えて見ていましたが、何とか相場は落ちてくれたと言う次第です。

 この上昇についてなのですが、どうやら海外勢の買いがコンスタンスに入っているようで、友人の話ではやはりリパトリの動きも交じっているのでは?と言う話も出ていました。

 時期が時期なので、ファンド系もある程度打ち込んでいるポジションの回収に走る事が考えられるので、その買いも交じったのかな?と言う気持ちでいます。

 さて、もう少しエントリーポイントについて話しておきますと、このような場合に上に抜けてから落ちる傾向にある通貨ペアも存在します。

 それはどの通貨ペアですか?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、それはユーロ系です。

 以前から私はユーロが苦手だと言っている理由はそこにあります。明確なトレードポイントで、勢い収まらずに抜けてから落ちると言うパターンが多いのがユーロなので、私はユーロのトレードが苦手ですが、今も96円でロングを持っていますが、トレードする時にはドル円と違って2つやり方を変えています。

 1つ目は、ストップを広げる。私が苦手としているのはストップを広げる必要があるからなのですが、値動きがドル円と比べて大きく、明確なエントリーラインでも巻き込みやすいので、ストップの設定はドル円よりも明らかに広く設定しています。

 2つ目は、例えば100円でレンジ下限になっているのであれば、99.9円などでストップを巻いてから、もしくは100.1で少しストップの手前でのエントリーを心掛けています。

 もちろんストップを巻いてから入る方が圧倒的に多いです。

 このように通貨ペアの特徴を考えながらトレードを組み立てていくのも楽しいので、同じようにトレードしている方も是非考えてみてください。