FXの依存性について

 [2012-05-16] FXは投資運用できる金融商品である以上は、ギャンブルのように自分のお金を使う事によって、お金を増やしたり減らしてしまったりする性質があります。

FXに中毒になっているイメージ

 そんなFXですからもちろんギャンブルの様に「強い依存性がある」と私は考えています。

 某有名掲示板では、「ポジポジ病」として良く紹介されている病気ですが、この病気?は常に取引を行ってポジションを持っていないと落ち着かないと言うトレーダーの状況を表現した言葉です。

 要するに、自分のトレードするタイミングでも無いのにも関わらず、ついつい気が付いたら取引を行ってしまいポジションを持ってしまうと言う事です。

 私も1度似た症状に悩まされた事があり、「折角自分の時間を割いてまでチャートを見ているのにトレードしない(できない)なんて考えられない」と言う思いから無理にでもトレードをしてしまっていた事があります。

 もちろん、FXは、特に私のトレードスタイルでは、エントリーポイントまでターゲットを引き付けてなんぼのトレードとなっているので、「ポジポジ病」の結果どうなったかは簡単に想像が付く事だろうと思います。

 さすがに、痛い思いを何度か繰り返したら自己抑制もできるようになってくるので、今では「ポジポジ病」とは完全におさらばしている状態となっていますが、克服にはそれなりに時間が掛かってしまいました。

 さて次に、「現在は私のFX依存は克服できているのか?」と言う事についてですが、実は全くと言って良いほど依存されてしまっているままです。

 それもこれも、仕方ない事なのかも知れないのですが、もう習慣になってしまっているのかも知れません。

私のFX依存症状について

 まず、私のトレーディングルーム(格好良く書きましたが自室です(笑))には、3台のコンピュータと6面の画面が設置してあります。

 画面の内で3枚はチャートが表示されており、1枚は株価で、もう1枚にはマーケットニュース番組(参考:bloomberg TV(英語))、最後の1枚はFX会社の取引画面となっています。

 この画面の内6面が点灯しているのは基本的には相場が動いている時だけで、週末になると2面しか使っていないのですが、これが週末でチャート画面も表示していないと言うのに、テレビを見ていてもなぜか勝手に上に並んでいる普段はチャートが映っている3面の画面へと目を動かしてしまいます。

 もう完全に習慣と言いますか癖と言いますか、その行動が体に染みついてしまっているのでしょう。

 その癖は外に居ても同じで、居酒屋で友人と飲んでいる時も映っていないテレビでもおいてあると、友人の話の途中なのになぜか目をやってしまうと言う残念な状態です(友人から指摘されて気が付きました・・・・)。

 友人がトイレに行って1人になったと思ったら、今度は携帯電話を引っ張り出してきて相場のニュースを見てみたり、思わず明日の値動きを想像してみたりと・・完全にかわいそうな状態です。

 FXは、ずっとパソコンの画面を見てまるでパソコン画面を通しての神経戦ですが、くれぐれも私のようにおかしな行動を取らない程度に、FXを楽しむ程度にして頂ければと思います。