ジリ下げジリ刈り

 [2012-11-28] 本日はいつもよりも2時間ほど早い更新となっています。

 その理由として、このダラダラしたドル円の下げと、スポット日とはいえ思ったより本邦系の実需が大きかった事です。日本の輸出勢の力を舐めていた罰と言うべきでしょうか?

 もちろん、昨日のロングはポジションの半分は高値付近では利益確定ができたものの、途転する気もさらさらなく、そのまましっかりと刈り取られてしまいました。では日足から見てみましょう。

ドル円日足2012年11月28日

 とりあえず3時30分の時点で打ち込んできた勢いは終わるので、底付近(81.74ロング)でポジションを持つことになっていますが、ストップは底抜けの81.69ですので、下がれば5ポイントの損失となります。

 こうやって、後から日足を観察して見ますと白い○を入れた箇所の上髭が気になるところではありますよね?

 今年のトレードも残すところあと3日となってしまっていますが、手仕舞いに向けてもう一発会心のトレードをこなしておきたいところなので、今のポジションが伸びないとするならば、どうやってトレードを組み立てていくのか悩ましいところとなっています。

 小さな損失を繰り返しながら一発の長いトレードで大きく稼ぎを上げるのが私のスタイルではあるのですが、こうやってFXブログと言う形で取引について書き綴っていると、「勝率が悪いトレードしているな」と思われているのかな?とか1人で思いふけってしまいます。

 先週末に考えているトレードの中身としては「必ず高値チャレンジに来る」と言う考察の元でトレードを行っているので、この考察が外れると私としては中々思うようなトレードができなくなってしまう訳なのですが、それにしても本邦系がこれほどまだ売りそびれているとは思っていませんでした。

 実際のところ79円からかなりの輸出系の売りが散見されていたので、私としては既に相場に大部分は還元されているだろう?と言う読みでしたが 、まだまだ期日のギリギリまで持っているとは少し驚きました。

 もちろん、本邦系の動きを見てファンドが一斉に入ったとは思うのですが、現在は反転を作る足を作り始め、一旦利益確定に走っているのかな?と言った具合ではないでしょうか?

 それでは、少し短い足へと変更して、もう少し詳しくドル円相場の動きを考察してみたいと思います。

ドル円4時間足での考察

 普段は1時間足で紹介しているドル円の少し短期間の考察なのですが、1時間足でははみ出すトレンドとなってしまったので、2時間は全く見たことも無いので一気にジャンプして4時間足で紹介させて頂きたいと思います。まずはチャートから。

ドル円1時間足2012年11月28日

 こうやってチャートを追いかけてみると、本当にジリジリ下がっている事が分かります。

 更に高値付近ではキッチリと売りを入れてあり、さらに黄色のトレンドラインにおいては、強い上昇波となるであろう高値をしっかりと叩きこんでいることが分かります。

 ここが勝負のキーポイントとなっているな?と言うのが4時間足を見ての感想です。

 この高値は82.6付近となっているので、今後この高値を追いかける展開となるのであれば、もちろん赤いラインで示した下降トレンドは終了と言う事になります。

 83.5と数週間前に建てた目標を達成するためには、このポイントのクリアは必須となってくるのですが、どのようにクリアしてくるのか?少し興味があるところではあります。

 また、白い水平線を引いていますが、これが安値を割り込んでいるラインとなります。つまり直近付近のチャートは高値は切り下げる形で安値も切り下げる形と言う完全な下降相場の典型パターンとなっています。

 つまりは、この典型パターンが崩壊(ブレイク)するならば、83.5と言う私の目標達成となってきますが・・。今週の頭での取引が非常に良かっただけに週半ばですが、苦悩しております。