ドル円83円を目指す展開

 [2012-11-18] 本日は、休みだと言うのに私用が余りにも多すぎて、いつものブログ更新時間からかなり遅れた上に、もうクタクタで眠りに落ちてしまいそうですが、週末から相場の見方を考えておくことはとても大切なので、しっかりと書いていきたいと思います。

 今日は、1時間足の短期予想は止めておいて、週足と日足を使ってチャートから動きを考えていきたいと思います。それでは週足チャートにトレンドラインを入れたものを見ていきたいと思います。

ドル円11月18日週足

 この週足チャートを見てみると全体的な流れとしてはフラッグになっている事が分かります。先週の頭抜けしたドル円を考えると、上のトレンドラインが1つの目標とするポイントになってくると思います。

 その水準はだいたい83円くらいでしょうか?この辺りを目指した上昇を意識したトレードをする事になりそうです。

 しかし83円と言うとドル円の動きからすると少し遠いので手前の反発ラインを探すことにすると、82.2辺りで売りこみにいきたい投資家は売ってくるように思います。

 その水準は白いラインで入れていますが、82円をバックに売り込んだポジションを巻きとった辺りと考えても82.2辺りと言うのは売りに入りやすい位置のように思います。

 ですが、全体的にはやはり83円を目指す週足の形となっているので、ストップを大き目に入れると言うよりも、利益幅も狭くしてストップも高値を付けた直後にその上に置くと言う形の短期売買が基本となってくるように思います。

 もしも、買い材料が乏しく買い向かう展開では無かった場合には、逆に底値は堅いと考えられるので短期足では良い押し目となってくれる事が考えられるので、ロンガーの握力を測るように押してくる展開となってくれた方が、私としてはやり易いように考えています。

 では、もう少し短い期間に絞って日足で見ていきたいと思います。

日足のドル円は?

 さて、次はチャートの基本と言っても良い日足に入っていきたいと思います。

 私の友人の友人と言いますか、私からすると全く知らない方からの友人を挟んで質問を受けたのですが、「なぜ短期のトレードなのにブログで日足を紹介しているのですか?」と言う話をされました。

 特に私はこだわりが有る訳では無いのですが、やはり日足のローソクと言うのは正直なのでは?と考えているからです。だから、毎日のブログでは日足を紹介している形となります。

 また、日足で流れの方向を持っておくと短期トレードは本当にやり易くなるように考えている?と言うのも理由になるかも知れません。では、ドル円の日足を見てみたいと思います。

ドル円11月18日日足

 日足を見てみますと、高値は完全にオーバーシュート気味となっています。そこで考えられる展開としては、日本時間の買い上げの後に欧州ニューヨークでの調整と言う形です。

 引け間際になると20日が絡んでくるので底値は固くなってくる事が考えられるので、積極的に買ってやろうかな?と考えておりますが、それも落ちてこない相場には入れないので中々チャンスがいつ来るのかを見ておこないといけない相場展開になってしまうのかな?と思っています。

 下押しに来た時には時間帯を見ながら、どのタイミングで買いに入るか決めていきたいと思いますが、例えばNY始まって直ぐに下押しにくるような展開ならば、2時間ほど我慢して買ってみようか?と言ったところです。

 短期のローソク足を見ていれば、だいたいタイミングが図れるとは思うのですが、基本は髭が出るか、下押しが有るタイミングで下押しが弱い場合です。

 この2点に気を付けておけば、比較的狭いストップで良いポイントでポジションを持てるように思います。

 基本的には、火曜日の日銀の政策金利決定会合が開かれる予定となっているので、売りも買いも攻めにくい展開となってくるとは思いますが、朝から下窓で10~20pips開いてくれたらいいのにな?くらいでジックリと取引していきたいと思います。

 動かない相場となるのであれば、ジリジリ上がってくるのを考えて少な目でも買ってみたいと思います。