上値が重いドル円と損切りの幅

 [2012-11-05] さて、いよいよ米大統領選挙ウイークが始まりましたが、こういう週は、必ずどこかで動きが重くなる展開が出るので、そう言ったところにも注目してトレードしていくと楽に取れるように思います。

 私のトレードはと言うと、朝からロングを入れてストップがかかってしまい結局5pipsと言うしょっぱいスタートとなっていますが、やはり昨日に想定した通り5日と言う事も有り、日本時間頭は底値が硬いと言うのはどうやら的を射ていたようです。

 では、いつものようにドル円の日足から動きを見ていきたいと思います。

ドル円2012年11月5日日足チャート

 現在の相場はチャートを撮影した時よりも下押しの圧力に押されてこのチャートよりも少し下まで陰線が伸びています。

 今日の日足には大き目の陰線になった場合のを想定して水色で推定の陰線を書かせて頂きましたが、もしも売り相場に持っていきたい人たちが相場を動かすとするのであれば、今日の相場上のチャートのような引けになると想定しています。

 しかし、後で1時間足で紹介しますが、底値はどうやら堅い展開が予想されます。

 このような相場展開になると、「やはりあそこで売っておけば・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、私はどちらかと言うとトレードを引きずらないタイプでして、こう言った場合には諦めて相場を分析する方に尽力します。

 では、続いて1時間足で相場を見ていきたいと思います。

ドル円の1時間足チャートで詳しく

 下は1時間足にトレンドラインとレンジラインを入れたチャートです。

ドル円2012年11月5日週足チャート

 見て頂けると分かるように1時間足、つまり短期的な相場では上昇トレンドが割れてしまい、これに伴った売りが出ている事が分かります。

 しかしながら、このまま落とした場合には白いラインを2本挿入している事が分かると思いますが、この辺りが相場の転換ポイントとして意識される箇所のように考えています。

 もしも、上の白いライン、80.20辺りを割り込んでストップを巻いてくるような動きになるとすれば、大きく崩れた反発を狙ってみるのも良しと考えています。

 現在80.275までの下押しで相場は推移していますが、指値は80.20辺りから勝負に出てロングを入れてみたいと思います。

 こう言う展開でのロングのポイントは必ず反発ポイントを待ってからの動きが大切になるので、現在ブログを書けているのは、もしもここで急反発するようならばエントリーする気が無いからです。

 ジリジリの陰線連発となっているので、こう言う時は2番底を作る傾向もチラホラ見えるので、焦ってジャンピングキャッチだけは避けたいところだと考えます。

 さて、日足で紹介したような陰線になれば方針変換をする事になりますが、とりあえず今週はまだ上値を狙いに行く展開だと考えています。

 また、損切り幅についてはFXの勝率とリミット・ストップのシミュレーション、勝率と損切り幅リミット幅の関係もシミュレートできるので、こう言ったものを利用してトレードを作って見ても面白いかも知れません。