ドル円オカルト分析失敗?

 [2013-1-22] 今週は、「ドル円来週の高値を叩く」の記事で紹介しているオカルト的なチャート形状に従ったトレードをしている訳ですが、これが50や60pipsと言った含み益が出て同値ストップを入れると刈られると言う苦しい展開を強いられております。

 「元がオカルトネタだからそこまで無理しなくても(笑)」と言う事があるのですが、もしも、オカルトネタが成立してしまった場合に、「私はポジっていませんでしたワハハハハ」で終わるのは、「私のFXブログを読んでくださっている方に対して余りにも失礼だろう」と言う思いでロングを打ち込んでおります。

 正直ロングを打ち込むには局面は余り良く無く、期待された緩和が「2014年から」と言う余りにも意味の無い内容となっていた事、さらには2%の緩和策に対して2名の反対が見られたこと(白井氏辺りが反対か?)。

 そこで、気分的にオカルトネタが成立するのか?と言う事をチャート上で見ていきたいと思いますが、下の週足チャートをご覧ください。

2013年1月22日ドル円週足

 このチャートを見るとお分かりになるように、オカルトネタでは白い○を付けているようなローソク足の形状を今週付ける事が想定されていますが、残念ながら現在の形は陰線。

 もちろん確定足では無いので、今後、この陰線の週足が一気にオカルトネタで予想されたような上髭陽線となって引ける可能性と言うのも否定できません。

 そこで、チャート上の一番右に、もしもオカルトネタが上手く行った場合にどのようなローソク足になるのかを描き出してみました。

 これを見て頂けると分かるように、以上に大きなローソク足となってしまいました。つまりは、「成立する可能性が格段に落ちてしまった」と言う事を意味しています。

 非常に残念ではあるのですが、現在89.16にてロングを握っていますが、このポジションが刈られて、次のロングを短期足のダブルボトム狙いの反発後に入ってみて、ダメなようであればしばらく静観してみたいと考えています。

オカルトネタで掛ける事

 ここまで大きな「度外し」を見せている訳ですが、言い訳になるかもしれませんが、私はこう言ったオカルトネタに対して張り込むタイプのトレーダーなのかも知れません。

 一時期、FXの聖杯探しの旅をしておった事があるのですが、例えば、移動平均線についてクロスの整合性をコンピューターと手作業などで何十万通りとテストした事もあります。

 結果、数か月掛かって導き出した答えは、「旬と見極め」と言う言葉にたどり付きました。

 所謂、テクニカルには旬が有り、旬の時期に入ったテクニカルは鬼のように当たります。しかしながら旬を過ぎたテクニカルは鬼のように外れるようになっていきます。

 これを私は「相場の進化」と考えているのですが、もちろん、それが退化方向の動きなのかも知れません。

 つまり、何が言いたいのか?と言うと、オカルトネタで有っても、テクニカル分析なので、もしも、今回のオカルトネタが旬の時期にあるのであれば、「必ず上髭陽線は成立する」と考えられるからです。

 これが旬を過ぎたテクニカル分析方法であるのであれば直ぐ止める事、また、そのテクニカルで「できるだけ損失を抑える事」を今目指していると言う段階となります。