月・火曜日に売るドル円

 [2013-1-6] 昨日、一昨日とブログを更新していたのですが、設定方法を間違っていて見る事ができなかった方がいらっしゃったようです。

 私の簡単な設定ミスが原因だったのですが、友人から「おい、読めないぞ!」と厳しいご指摘を既に受けているので、どうぞお許しください。尚現在はしっかりと閲覧可能な状態となっていると思うので、お時間が許す方は是非見てやって頂ければと思います。

 さて、昨日のFXブログ「なぜ円安方向に動く?」で円安方向へと振れるドル円の記事について書かせて頂きましたが、その後色々と専門家のレポートや、一般トレーダーの方々の記事、また海外のトレーダーなどの見解なども読んでみました。

 すると、全体的に投資家の多くは「アメリカの財政の崖解決と、安倍ノミクスによってリスクオンの状態となって円安が進んでいる」との見解が多数書かれておりました。

 このリスクオン状態と言うのを裏付ける材料として、アメリカダウの上昇、金相場の下落、米国債の利回りの上昇と、全て的を射るデータが出ています。

 つまりは、リスクオン状態で良いとは思うのですが、世界的な景気回復を考えてのリスクオン状態とは思えないような状況であるように私は考えています。

 それは板が薄い時期に上昇を見せた相場がそう私に想像をさせる訳ですが・・、そこで、何処かで現在の相場に対しての調整を持つ必要があるように考えます。

2013年1月6日 1時間足ドル円

 今回は少し短期の時間軸1時間足にてドル円を見ていきたいと思うのですが、このドル円を見ると、先週末の米雇用統計にて高値を叩かれた状態となっています。

 88円台に突入してから少し高値が重いのかな?と言う目線にて、私は売り場を探していた訳ですが、さすがに雇用統計直前にショートを打ち込む事ができず、高値ショートはできておりません。

 さて、今回のタイトルは月曜日と火曜日が売り場と言う事になっていますが、個人的にドル円の調整が来るのでは?と考えています。

ドル円30分足、私のメイン時間軸

 私は基本的に30分足をベースとした取引の組み立てを行っているのですが、今日はドル円の30分足にて相場を見ていきたいと思います。

 金曜日に米失業率の悪化を受けて打ち込まれたドル円ですが、雇用統計あるあるパターンのほぼ全戻しと言う相場展開になっています。(アメリカの失業率の推移は米失業率グラフを参照にしてください)

2013年1月6日 30分足ドル円

 このチャートを見て一番気になるのは「なぜ雇用統計で落とした後再び買われたのか?」と言うポイントだと思いますが、私は、買われるのかな?と確信では無かったのですが、何処かで買いが入ると想定しながら相場を追いかけておりました。

 その一番の理由は、月曜日7日の日本時間にあります。

 7日は目立った指標は無いのですが、今年初めてのスポット日となっており、恐らくは本邦輸入勢からのまとまった買いが入る事が容易に想定できます。

 日本時間に先に日経が利益確定売り優先の流れとなる事も想定されますが、基本は日本時間午前中まではやはりドル円の買いを見るのがセオリーとなってくるように考えています。

 そうすると、自然とその買いが収まった見計らって売りを入れる事になりますが、その時に日経の利益確定なども散見されると、比較的に強めの調整展開になってくれるのでは?と想定する事になります。

 もしも、そのままNYタイムにかけても売りが継続するのであれば、火曜日の欧州タイムからNYタイムにもファンド勢が入り売りの展開も想定されると思うのですが・・。

 さらに、もしも日本時間に買いが先行しない展開となると、大きく予定が変わってくるのも事実ですので、エントリーの見極めを日本時間の流れでできると言うのも比較的やりやすいと言えばやりやすいと思います。

 また、チャートに注目すると、上値は切り下げとなる展開である事から、一発目のエントリーは高値突破を守る形で入れてみて、抜けた場合にはその抜けどまりとなるのですが、88.50などのストップを刈り取った後となると比較的に分かりやすくなるように考えています。

 本日はこの辺りで終わりにしたいと思いますが、年が明けて「ちょっと気合いを入れないといけないな」と思う今日この頃です。