想像以上に下手なBO

 [2012-12-25] 今日は、相場は完全にクリスマスモードと言う事で、バイナリーオプションについて書いていきたいと思います。

 昨日、「バイナリーオプションをやってみようと思う」「作戦はこうだ!!」「こんな事に気を付けなければいけない!!」なんて偉そうに書いてみましたが(参照:昨日のバイナリーについて書いたブログ)、蓋を開けてみればなんの事はありませんでした。

 下には4時間足でのドル円チャートを表示しておきたいと思います。今日はドル円の値動きもそうですが、この相場に対して私が行ったバイナリーがメイントピックとなります。

2012年12月25日4時間足チャート

 知っての通り、昨日はまさかの高値抜きを演じたドル円ですが(まさか!?と考えていたのは私だけ?)、板が薄い中で売りに走る方が強いと考えていた中で、売られた兆候は上げの最中に2・3度しか見られない状態でした。

 その売りも恐らくは、そこそこ大口の利益確定がメインだったように感じておったわけですが、私は何の事は無い、この相場に対してバイナリーで売りで勝負しておった訳です。

 金額は1万円スタートと言う極めて少額での娯楽としてのスタートして、良いアイデアが出れば日常の相場の合間に小遣い稼ぎができるのでは?と言う欲から生まれたものです。

 昨日のバイナリーオプションを考えたイメージとしては、「板が薄いので上下ガチガチだろう」、そこで、「板が薄いならBOでバリバリ稼げる?」何て言う如何にもBOについて知らない人間の考えでした。

 昨日も話しましたが、私はデイトレードが専門となるトレードを行っているので、短期相場のようなスキャルピングトレードと言う分野は余り得意ではありません。

 しかし、得意ではないと言っても、「毎日チャートを見続けており、ニュースを追いかけているから、ド素人のように大きくは外さないだろう」なんて考えていました。

BOの世界は甘く無かった

 そんなこんなで始めてみたものの、結果はあえなく惨敗・・・。見るも無残な結果となってしまいました。

 実は、BOについて今回が初めてではなく、トレードの合間にちょろちょろと、「これは堅いだろう」なんて言うところでは取引を行っていたのですが、その結果は初期投資金の8倍ほどの利益になっていると思います。

 しかし、それを本気でやってみると1万円が1日で消えると言う事態に陥ってしまいました。

 「これは一体どういう事??」とイライラしながら、1人布団の中で1つ1つのトレードを振り返っていたのですが、その理由を1つずつ整理していく内に私の弱点とも呼べる事に気が付きました。

 基本的にFXでの私のエントリーは3パターンに分かれていて、

  • 上昇・下降時に足が確定する前に天井底狙いの逆張り
  • チャート上のテクニカルポイントでの逆張り、追撃
  • 直近高値を背にしての逆張り

 が基本となっています。

 全てはファンダメンタルズを重視し考えたトレードに従って、方向性を見て決めるのですが、基本的に短い時間軸の逆張りがメイントレードになっています。

 その分、利益確定後に半分残しておけばポジションは中期ではトレンド方向と重なっているので、伸びる益は100や200と言う風に簡単に取れるので、損切り回数が多くても結果ストップが明確なので取り戻せると言う形になっています。

 これをBOでやると、短期的に「ここだ」と思って入っても、結局反転ポイントがもう少し先ならば全く意味が無く、さらには「反転が有ったとしても確定時間には、その反転から少し戻してしまっている」なんて事になって負けがかさむ訳です。

 特に良くないのは「板が薄い事」だと私は実感しました。

 私のトレードの基本は大口の売り買いに乗って、短距離で半分利食い、残りは中距離もしくは長距離で利食いと言う決まったパターンになっているのに対して、その大口の動きに乗れないBOはエントリーの全てが毎回が勝負となってきます。

 つまりは、本流の流れが発生した後に、その激流に飛び乗る覚悟が必要だと言う事になります。

 私のように本流発生前にポジション取りをするタイプの逆張りトレーダーにとっては根本から考えを改める必要があるように考えました。

 後は、時間軸の問題ですが、今日はこの辺りにしておきたいと思います。

 皆様もBO下手の私からバイナリーオプションについての考察を聞いても何のメリットも無いと思いますしね(笑)。

 また、バイナリーオプションについては、勝ち負けが50%と言う中で一体何連敗する可能性があるのか?を探ってみるのも良いと思います。「バイナリー初心者のための勝率50%の検証」で見ると15連敗なんていう数字が普通に出てくるので、勝率を上げる方法を考える事が勝利の近道となるように考えています。