ドル円下髭を作りに

 [2013-1-21] 昨日は、「ドル円来週の高値を叩く」と言う記事内で、今週付けるであろうと考えるドル円の高値を叩く事について書いていましたが、その記事の中で「月曜日には強気の動きをしてくる」と書いていて、現状は「朝だけ強かった・・」と言う的外れな意見となっています。

 月曜日の窓を意識したトレードを考え、90.21で売り仕掛けを行った私は、幸運にも50ポイント以上が転がりこんでくると言う事態に少し面喰っている訳ですが、実は、少し友人から今朝方に「大き目の調整の動きがあるらしい」との話を聞いて話に便乗した形です。

 しかしながら、89のミドルまで落ちると非常に底堅い動きを見せているドル円となっているのですが、今日がスポット日となっていた事から週頭からも下に攻める事を想定していなかった事は反省の材料で一杯です。

 ただ、頭から下を攻める形となった事で、私としては少し思惑を外れてしまっている事を考慮する必要があると考えながらも、ここから再び高値追いの形になるとするのであれば、それは末恐ろしい上値追いが始まりそうで円安の行く末に一抹の不安さえ感じずにはいられません。

 そこで、週末から想定しているドル円の週足についてもう一度観察をしてみたいと思います。

2013年1月21日ドル円週足

 これが、白い○で囲んだ週足のローソクの内訳です。始値82.511、高値84.174、安値81.967、終値83.377。

 そうなんです。良く見てみると、過去のローソクにもきっちりとした下髭が付いていたのです。これはケアレスミスと言いますか、「まだセオリーが崩れていない」事を示す手掛かりとなっているようには思えます。

 この白い○のパターンの場合には、始値から安値までは約54pipsとなっています。そして黄色の○で囲んでいる直近、つまり今朝のローソクは、始め値90.098、安値89.428と言う事で、約67pipsと言う事になっています。

 今回ターゲットとしているローソクの一本前のローソクをターゲットにしてみますと、白い○、つまり過去の場合は、高値82.636、安値80.584なので、値幅は約205pips。

 黄色の○の先週の場合は。高値90.202、安値87.791と言う事で、約240pipsと言うのが値幅となっています。

 そこで、この計算を簡単に当てはめてみますと、「240pips÷205pips=1.17・・」と言う事で、この1.17と言う数字を直接今回の下髭の長さで計算すると、「54pips×1.17=63.18」となり、大雑把な計算ですが、今回の67pipsと言う下落幅とかなり近い数字が得られています。

 では、何処まで上昇するのか、オカルト的な話で大胆に見てみようと思います。

今回のキーは1.17?

 結構、雑な計算式とデータを使って、オカルト的に相場を見ているので、当たっても外れても文句無しで(笑)、と言う事ですが、

 前回高値を付けたローソクは220pipsの変動幅を見せています。つまり、この220pipsの変動幅に対して1.17を掛けた数字が今回の安値から求めた高値予想と言う事になります。

 話が非常にややこしいオカルトになりますが、その数値を計算してみますと、今週のローソクで予想される変動幅は約260pips。

 更に、現在の安値は89.428と言う事でこれに260pips増やしてやると、約92円と言う水準が出てきました。

 さて、では92円と言う水準はどういうものなのかと言うと、以下の2週間足と言う使ったことも無いチャートにラインを入れてみました。

2013年1月21日ドル円週足2

 こうやって見てみますと、2週間足なので分かり難いですが、比較的有りそうな予感もするラインであるように思います。

 と、それでは今日の話はここまでで、さきほど、この予想を元にドル円をガッツリと買ってみましたが(笑)、当たれば250pipsほどの爆益と言うラインと言う事で、たまにはこう言う迷信に従ってみるのも面白いかなと(笑)。