トレードポイントと傾向
ドル円30分足での売りの形
さて、私は現在売りを入れておりますが、今日は簡単にではありますが、短期相場で売りの形となるローソクについて紹介してみたいと思います。
その売りの形と言うのは少し前に私がエントリーを行ったドル円の足がベースとなるのですが、比較的に狭いストップで更には利食い幅が稼げる形なので、私の好きなローソクの形状と言う事で紹介させて頂きたいと思います。
まず、赤い○で囲ったブレイクの足に注目してください。基本的にはこのブレイクの足が日本時間前半に起こる事で比較的に取れる事が多いように私は考えています。
それは、日本時間のブレイクを全否定する欧州・NYタイムの動きを狙う事から始まる形だからなのですが、エントリーをするのは白い○で囲んだ箇所です。
この白い○で囲んだ箇所で入る時は少なくとも前の足が陽線となっている状態が望ましいのですが、今回のケースとしては89円台での取引に勢いが無かった事から、最後に付けた十字足の形状を見る少し前にエントリーをおこなっております。
これは酒田五法にも書かれているエントリーサインなのですが、要するに高値圏の十字足での相場転換のサインに乗ると言うものです。
今回は移動平均線をチャート上に表示しておりませんが、恐らくこの形の動きになると短期移動平均線、特に反応が早いEMA等になるとグランビルの法則にも重なるかと考えられます。
グランビルの8の売買ポイントでグランビルの法則については詳しく書かれているので参考にして頂きたいのですが、今回のエントリーは売りサインの②のポイント近辺を狙った動きと重なるはずです。
このパターンは入ると比較的に長くポジションを持てる事、さらにはストップが直近高値で入れる(今回は十字線の高値突破に設定)事、抜ければブレイクの高値を狙う可能性、もしくはダブルトップのポイントまで売り急ぐ必要が無い事。
などの利点が上げられるので、個人的に非常に気に入っているポイントとなっています。
しかしながら、売りで入ったものの日銀の緩和策には米連銀総裁からも驚きの発言が出ているなど、下値拡大の目は小さいですが・・。伸びれば儲けもの程度に持ってみたいと考えています。
[2013-1-11] 昨日、「こんなところでこの強気の日足が出るとは・・」と言う話を少し紹介させて頂いておりましたが、正直私も困惑しております。
この勢いを見てしまうと「調整局面とは一体何のか?」と言う気にさえなってくる方も多いと思いますが、まぁオシレーター系のテクニカル指標で取引をされている方にとっては正に地獄の相場展開となっているのでは無いでしょうか?
日足のローソク足を見てみますと完全にブレイクをしている形となっており、売りで入っておいても週マタギの展開となるため、なかなか手仕舞いで持っていかれてしまいそうな位置をなっている事が分かります。
しかしながら、来週月曜日は日本の相場が休みとなっているので、早めの調整を期待して一発売り込みに89.070で入っています。
もしも、このまま今日の日足が陰線で付くならば、こんなおいしいポイントでの売りエントリーは無いと言うポイントで売りに入れた事になりますが、恐らくそう簡単に相場が許してくれる事もないと言うのが率直な感想です。
このエントリーに関しては短期足ベースでのエントリーとなっているのですが、良くある相場の展開として「オセアニア時間に噴き上げた相場は全戻しが起こりやすい」と言う考えからのショートエントリーとなっています。
もちろん、このまま落ちればそれなりに利益が望める展開となっているのですが、いやはや、それにしてもアメリカの連銀総裁の話を読んでいましても、今年中にアメリカの利上げ、もしくは拡大しすぎた展開からの巻き戻しの一部でも起こるのではないか?と言う考えさえ浮かんできます。
もちろん、その考えもニューヨーク連銀総裁のダドリーさんの発言を聞くまでは確信には至らないところではありますが・・。