キプロス一息で上昇へ

 [2013-3-25] 今日はいつもより数時間も早い更新となっているのですが、実は、週末に私用が沢山ありまして、その対応に追われていたため一睡もせぬまま34時間ほどが経過しています。

 私用と言うのは、「投資関係の話をする会?」とでも言いますか、近所の投資を行っている者や、新しいビジネスを作ろうと考えている人達で集まって飲むと言う会なのですが、なんら飲み会とは変わりません(笑)。

 ようするに、二日酔いと戦って寝られなかったと言うパターンなのですが、年を取るとだめですね、飲みすぎると関節が痛くなって全く眠れなくなります。

2013年3月25日ドル円4時間足

 さて、気を取り直して相場関係の話、ドル円について書いていきたいと思いますが、本日はドル円4時間足でチャートを追いかけていきたいと思います。

 まず、本日も少しリパトリエーションの動きが散見されているようで、昨年ほどの目立って大きな玉が飛び出すような相場とはなっていませんが、まだまだ大き目の玉が出ているようです。

 年末と言う事で、95円をバックにした辺りで本日は出たと言う話を聞いておりますが、96円前半、95円後半にてリパトリの動きがチラホラと見えていた事から考えると、時期が迫る中で少し焦って出し始めているところもあるのかも知れないと考えています。

 さて、上のチャートには、色々とラインを入れておりますが、こうやって考えてみるとドル円は狭いレンジを筆頭に動いている事から、高値ではリパトリ需要があるであろうと考えるとするならば、キプロスからの突然の槍が降ってこない限りは狭い取引を狙うのが得策のように考えます。

 そこで、短期的なレンジライン付近での売買が基本となってくる訳ですが、先日紹介した例から考えると、トレンド的には上値余地は残っている状態ですので、レジスタンス・サポートライン割れはいつものように追いかけないのが得策と見ています(基本中の基本ですが笑)。

 また、本日はイタリア絡みのニュースが出る事が予想されるので、基本的には上値は重い状態と見ていても、イタリアの政権が上手く樹立されるとなると、一気にリスクオンへと振れる可能性も考えられるので、その辺りには注意して相場に臨む必要がありそうです(FX初心者のための専門用語:リスクオン・リスクオフとは?)。

昨夜から今朝にかけての友人達との会合

 本日、文頭で紹介した、投資家たちとの話し合いについて、覚えている分を少しだけ紹介してみたいと思います。

 専業のトレーダーの方は私しかいなかったのですが、中には大手銀行員や地方銀行員などもおりまして、なかなか面白い顔ぶれが揃っていたように思います。

 そこで、話されていた事で、最も注目度が高かったのが、日本の不動産投資についてでした。

 私は、家があるだけで、不動産と言うものに対して全くの無知だった訳ですが、株価の上昇を受けて莫大な利益を上げた株式投資家が日本国内にワンサカ出没していると言う話を聞きました。

 そのワンサカ出没した株成金とでも申しますか、そういう人たちが、現物資産を求めて今度は不動産投資へとシフトをし始めているとの事です。

 不動産関係と言えば、どうしてもバブルを思い出してしまう訳ですが、現在、日本のインフレ率であるCPIがマイナスで推移している事を考えると、これがアベノミクスで2%台となった時、その不動産資産が、また莫大な利益を生み出すと言う寸法です。

 いや~、一発の投資にそこまでリスクテイクができないから、FXをやっている私のような者にとっては、見上げるような話でした。

 「筋は読めても、それに張り込む度量が無い」、これが人間の小ささを思い知らされました。

 また、違う筋からは、クリスタルを使ったアートの話を聞いたのですが、「老後に向けて趣味にどう?」と言われて、考えてみると、私の老後の趣味・・・ニュースを読む事・・。

 想像してみると、ニュースを読んでブツブツと1人で言っているお爺ちゃんが出来上がりそうで身震いをしました。