日銀期待での買い上げ
ドル円は日銀の金融緩和に反応
最後に、少しだけドル円の反応について書いていきたいと思います。
今朝の場合にはドル円は高値を狙った動きを出してきた訳ですが、これは日銀に対する金融緩和期待の現れと受け取って良いと考えています。
つまりは、高値を叩き落とされた事を考えると、金融緩和への期待値は大分市場が織り込み始めていると言う風にも取れます。
そこで、次に取りたい行動としては、昨日も書きましたが、やはり欧州やアメリカの問題を先取りしての売りとなってくるわけですが、何処で売るのか?が気になってきます。
一番分かりやすいのが95円バックと言う事になりますが、反対に95円抜けと言うのは明確に相場が100円を目指してくる可能性を示唆するものとなるため、キッチリとその辺りはストップを入れておく必要がありそうです。
特に95円ではオプションバリアの跳ね返りを利用した売りが高い確率で出てくる事が考えられるので、トレードは慎重に・・と言う事が更に言えると考えています。
また、現在の上昇の強さをみておりますと、やはり94円に乗ると息切れをし始めるのかな?と言った気持ちで見ておりますが、今日はどうやら長くおきていられそうにないので、取引をするチャンスがあれば短く小さめの金額で、と考えています。
それでは、今日は短いですが、この辺りで終わらせて頂きたいと思います。ではでは。
[2013-3-4] 実は、昨夜から体調を崩してしまったようで、横になってチャートを追いかけておりました。
更新がいつもより1時間以上遅れてしまっている事に、まずお詫びをさせて頂きたいと思います。
仕事帰りに読んで頂いている方もチラホラいらっしゃると聞いておりますので、どうやら本日はその時間に間に合いそうにもありません。
本日の黒田ADP総裁の話を聞いておりますと、99%決まったような話し方をされていたので、これは来月の金融緩和に期待が膨らみ、円を中心に売られやすいと言う事を頭に入れた取引が必要になってくるように考えています。
今日は黒田氏の話もありファンダメンタルズ的に色々とあるのですが、体調不良のため割愛させて頂きまして、上のドル円4時間足チャートの展開だけ書かせて頂きたいと思います。
良くあるパターンとして、絶対とは言いませんが、上のチャートのように黄色で囲んだ窓がポッカリと開いてしまった相場になると、二段階で窓を埋める事は見受けられます。
どういう事かと言うと、先週のイタリアショックで下がった相場が、今度は一転上昇してもう1度開いている窓を狙って埋めてくると言うパターンです。
これは、絶対とは言いませんが、割と散見される事が多いので個人的にオカルトネタとして見ている1つのパターンとなります。
また、本日の高値付近ではバチバチと叩かれている事が分かりますが、この93.70ラインは、先月にマクロの売りが観測されているポイントとなります。
マクロの売りはシツコク長くが取り柄ですので、このラインを上抜けるようであればストップ刈りの動きを巻いて94円までと考えています。