大きな失敗と心の隙間

 [2013-10-31] 先日、あるビジネスの話を友人から頂き、かなり忙しくパソコンの前に座っている時間も限られているのですが、先日のトレードは惨敗で、友人の話が無ければ怒り狂っているところでした(笑)。

 まずは、先日に作成したチャートからご覧ください。私が負けた理由が色々と見えてきます。

ドル円2013年10月30日チャート4時間足

 さて、上のチャートを見て頂けると分かるように、98.7まで上昇したドル円マーケットを考えると、上値目途の甘さが際立ちます。

 こう言った時には普通、トレードには慎重になるのですが、友人のビジネスネタが1時間ほどの話で大きな臨時収入になりそうな事もあり、完全に心に隙が生まれておりました。

 現在は、98.43にて再度売りを入れておりますが、これも今週のマーケットに対しては余り自信を持った一手とはなっておらず、それは即ち、「大玉では無い」と言う事になります。

 このような状況になっている事に対して、完全に私のマーケット観と現在のマーケットがずれている事が原因となっているのですが、それが米国債や米株価の反応と昨日のFOMCの内容によるためです。

 特に、マーケットが大きく反応はしたのはFOMCの「財政問題への不透明にもかかわらず景気は改善」と言う内容になると考えているのですが、これにより米国債は強めに売り押され、ダウも売りで反応、完全にドル買い方向で全ての通貨に対して反応する流れとなりました。

 これに対して、私は何を思ったか反転を期待して2度の売りエントリー(なぜか大玉)で、あえなく玉砕し、「上値抜きの場合にはチャート的にきつくなるので売りは小さめに」と考えていた昼間の考えを全く忘れているバカな事をやってしまいました。

 さて、現在のマーケット動向は、結果的に自分の想定していたマーケットに並走してくるのであれば、週末にかけて円買いが起こるのですが、それは11月を迎えるに辺りドル需要が一巡するのも理由になります。

 特に、本日の日本時間には本邦の輸出系の売りが散見されておりましたが、98円台で売りを出してくる輸出系の流れを見ておりますと、年末に向けての円需要の高まりが示唆されるものになっています。

 ただ、昨日のトレードで私自身のバランスが崩れてしまっている事から、今週のマーケットは余り自信があるものではないので、今日はこの辺りまでにしてブログを終わりたいと考えています。

ドル円4時間足のチャート

 後半はいつもドル円4時間足チャートについて、本日も作成しておきました。

ドル円2013年10月31日チャート4時間足

 基本的には日足ベースで考えて、今日も陽線が付くようならば、明日は高い確率で調整相場になってくると考えられますが、ちょっと今のマーケット観では余り紹介しないまま終わりたいと思います。