ドル円月曜日の窓と動き
ドル円4時間足のチャート
さて、後半はいつものようにドル円の4時間足チャートを紹介しておきたいと思います。
上のチャートを見て頂けると、大体の状況は把握して頂けるかと思うのですが、結果的にフローが主体となり、その間での動きが形成されており、所謂「レンジ圏内での動き」と言う事になっております。
窓が若干ですが開いておりますので、ショートを少し長めに持つならば、97.10辺りまでを狙いたいところですが、今日の強さを見ていると、「しっかりした窓埋めは後日で・・」と言う流れも想定される形状のように見えてます。
最後に、直近では先にも書きましたがオレンジ色のトレンドラインが基本となってきて、このトレンドラインをベースに“だまし”や“ストップ刈り”の動きも入ってくるかと思います。
その流れに乗れるかどうか?と言うのが今日のドル円マーケットのポイントのように考えています。
[2013-10-28] 本日は週末の考え方からマーケットが逸脱せずに上窓スタートと言う事もあり、結果的に打ち込む水準まで届いていない事から、逆張りトレーダーである私は押し目買いをする事も無く、虎視眈々と売り場を待つ状況が続いております。
週末のマーケット展望について ⇒ 「ドル円来週の動きについて」
今週で10月も終わり、来月が私がしっかりとトレードを行う最後の1ヵ月となり、12月からは基本的にオフとなってしまいますが、11月末に入りますとポジション調整の意図を含めたトレードになってくるため、思い切った行動も取らなくなります。
そのため、ブログでもその影響が出てくるかとは思うのですが、私の“やる気”が落ちていると感じた際には、どうぞ遠慮なくお叱りを頂ければと思います(笑)。
さて、上は私が先日作成したドル円の4時間足チャートですが、現在のドル円相場を見ておりますと、ポイントは97.8辺りからのトレンドラインに対する売りで、現在の頭狙いのマーケット展開を見ていると、少しオーバーシュート気味になり98円を突っかけても良いのかな?と言う上値に余裕を持つ雰囲気を持っております。
ただ、98.10からは本邦輸出系の参入ライン(元々103円から徐々に切り下げ99円台から更に落としてきている)となっているため、輸出系のフローも溜まってきている事が想定されます。
こう言った輸出系のフローに対しては、ファンド関連が非常に敏感な反応を見せるため、例えば、97円台で日本時間にまとまった輸出系からのフローが入った場合には、その参入ラインと言うのは壁として意識されるので注意が必要になります。
つまりは、直近で輸出系からの大玉が確認されたポイントが98.10で有った事から推測すると、98円より手前でトレンドラインと当たる、97.8辺りが一定の目途になってくるため、そこまで上昇するのであれば、それなりの反発が期待できると判断しています。
次に、本日の上げに関しては、先日まで弱気で推移を見せていた日本株の反発が切っ掛けとなった動きを見せていますが、日本株は現在高値圏での攻防になっており、どちらかと言うと「振り落とし」「握力測定」に入っているように考えています。
比較的大きな揺さぶりを掛けて、ニワカで株を掴んだ人達を振り落した後で上昇する流れがそれに当たる訳ですが、ある程度振り落した後で上昇を見せると言うのがドイツ株を見ていても基本路線になってくるかと思います。
最後に、本日は基本的に月曜日と言う事もあり、動きだしが鈍くなる曜日であり、さらに材料が週末出ていない事から、基本的には巻き戻し(月末ドル需要)の動きがベースとなっています。
この動きが強いようならば「週末にかけてマーケットは巻き戻す」と言う考え方にピリオドを打つ必要があるのですが、もう少し上げた時にはしっかりと売りで入り、今週のマーケットとの相性をみてみたいと思います。