米問題と今週相場の地合い

 [2013-10-6] 毎日、私の感想や考えのみに焦点を当てただけの、対して中身の無いFXブログを読んでくださりありがとうございます。

 こんなブログでも応援してくださる方がいらっしゃる事を、個人的にとても嬉しく思っているのですが、「少しでも有益な情報を」と考え、先日、他の方がどのようなブログ内容を書かれているのを読んでいたのですが、「人気なブログと言うものはこういうものなのか・・」と正直、私の書いているブログとは主旨の違う内容のものが沢山見つかってしまいました(笑)。

 傾向として(笑)、私のブログは文字が多すぎますよね(笑)?

 知人からも「文字だらけで読む気が失せる」「レイアウトがしょぼすぎ」「読む以前の問題」など、お酒の席ではあったとは言え、厳しい意見を貰ってしまったのですが(苦笑)、「逆にしょぼいから良いのでは?」と言う気さえし始めている今日この頃です。

 私のブログでは、私が「いくら儲かった」や「何pips取れた」と言う事を話題にはせず、現在のマーケットの注目ポイントや相場の個人的な見方について書いているため、どうしても「文字だらけ」と言う結末になってしまいます(笑)。

 さらに、今回のブログもそうですが、「前置きが長い・・(非常に反省しているのですが、前置きを書くのが好きなんです(涙))」ため、多くの方は本題を読まれる前に、諦めて帰られてしまうのかも知れません(笑)。

 そのため、どうやら読んでくださっている方は常に同じ方々で(笑)、50人の方々が継続的にやって来られている現状に、ブログを止めるに止められない状況になっています(笑)。

 と、余りマーケットに関係の無い前置きが長くなってしまうと、また「クレーム」を頂きそうなのでマーケットの話に入っていきたいと思いますが、私のブログ内では「個人的なマーケットの注目材料と傾向と流れ」について話すものとなり、特に特別なテクニック等を毎回紹介する訳では無いので、予めご了承ください!!悪魔で趣味のブログと言う事ですので!!

ドル円2013年10月4日チャート4時間足

 さて、それでは先日のブログ内で紹介していたドル円の4時間足チャートについてですが、ポイントはやはりアメリカ時間にやってくるので、米国債の利回り動向や米株の動きに目を配るのが得策だと言う事を伝えていました。

 その結果、「ドル円97円」「米国10年債利回り」「米株1万5000ドル(DOW)」と言う事になり、どれかが本格的に下抜ければドル円が追撃をしてきて、残りも付いてくる流れになるはずだったのですが、全てがテクニカルポイント下限となったため、結果的に反発して引ける事になりました。

 マーケットの展開と言うのは面白いもので、金相場1300ドル、原油103ドルと、連動して下限テクニカルポイントを設けた動きにもなっており、米株についていくように原油が上昇を見せたのはセオリー通りと言う事になりますが、「米10年国債が売られた流れに対して金は堅調に推移した」と言うアンバランスさも同時に発生しており、テクニカルポイントを同時に示した事によるしわ寄せがおきています。

 全体的な米国に対する不安感から、「金を真っ先に売る事は出来ない」と言うのは当然な事ですが、全体的には米QEの先細りを考えると金を手放したいところ、その辺りの葛藤が行われているのが現在の金相場と言ったところでしょう。

 こう言った流れの修正が来週の頭に行われる事になるのですが、現在のところアメリカからの大きな動きが出ていないため、明日は下窓スタートとなるようならば、「五十日の日本輸入系企業から需要を見ての買い(明日はスポット日)」はセオリーとなるように見ています。

 また、日本時間に入る頃になると、どうやら「かなり大型の台風」が中国へ向かっている事もあり、「マーケットへの影響は否めない」と言う事で、若干板が薄くなる事も頭に入れておこうと思っています。

 次に、米国予算案と債務上限の話についてですが、これまで大々的にオバマケアに反対している共和党政権に対して、世論からの風当たりが強くなり始めている中で、逆に落としどころを探す事が共和党の目標になっています。

 つまりは、「共和党が反対している事に対する対価」が必要になってきているため、一歩も譲らない姿勢である与党側との攻防は結局最後までもつれる様相となっており、この経済損失は海外外交や産業ベースに考えても「小さくは無い」と見て行く事になり、それを示すようにFRB関係者からは「相次ぐ、QE削減の先送り」の話が出てきています。

 「QE削減の先送り」は、この流れを見ていますと来年度へずれ込む公算が強くなってきている訳ですが、米国は冬に景気が落ち込みやすい事も手伝ってくる事が想定されます。

 QEが先送りにされると円買いで間違い無いのですが、今のマーケットは「削減されるのは決まっている」と言う考えを元に動いているため、もしも削減が来年度まで先送りがされる可能性が高くなった場合には、再び日本の情勢(株価や債券の動き)を持って動いてくる事も考慮材料にしたいと考えています。

 最後に、来週からは米予算案の話は緊迫して来る事になるのですが、それ以上に債務上限についての話題がマーケットの注目をさらっていく事になりそうです。

 この債務上限のネガティブな話題には、ドル円マーケットはかなりセンシティブに反応し、強い下落を見せる可能性が高いので注意しておきたいところだと考えています。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はドル円の4時間足チャートを使ってのテクニカル的な側面をファンダメンタルズに反映させたものを紹介していきたいと思います。

ドル円2013年10月6日チャート4時間足

 チャートの形状からして、もしかすると97円辺りではマクロ系ファンドによる買いが入っているのでは?と言うイメージを持たせるチャートになっているため、97円がショーターのターゲット化する事はどうやら間違いありません。

 しかしながら、マーケットは五十日のスポット日となる事から、先にも少し紹介していますが月曜日の日本時間は輸入系から買いオーダーについて考慮しておく必要がありそうです。

 また、本邦輸出系からのフローが98円未満の段階で入るようですと、マーケットの地合いは一気に変わり高値を必要に打ち込んでくるファンドの流れができる事も考慮しておく必要が生まれてくる事を想定しています。

 最後に、今週はFOMC議事録についての発表が予定されていますが、前回分がもたらす現在のマーケットへの影響は大きく無く、特に今回のように情勢が大きく変わっている中での話となるため、さほど注目度は無いであろうと考えています。