短期的な反転傾向が見える

 [2013-10-8] 今週は、流れに乗りきれていない(利食いまで届いていない)トレードをしてしまっている月曜日スタートとなっておりますが、今日も元気にブログ更新をしてみたいと思います。

 先日の成績は2戦2負の14pips負けと言う結果になってしまっているのですが、どちらのエントリーも良いタイミングで入り(97円バックからの反発ポイント、96.8をバックにした反発ポイント)一時的に利は出ていたのですが、まぁ、私の悪い癖である「利食いをしない(欲豚)」が完全な敗因と言えるでしょう。

 一方で97.57まで下落した際には私は既に力尽きており、チャートに設定しているアラームで目が覚めるものの、気が付けば「パソコンの前に座ったまま爆睡」と言う無残な結果に終わってしまっています。

 後で少し解説を挟みたいとは思いますが、現在のドル円相場がかなり分かりやすいポイントで反発を見せてくれているだけに、大きな時間的損失を出した1日だと言えるでしょう。

ドル円2013年10月7日チャート4時間足

 上は、私が先日作成したドル円のチャートですが、案の定、昨日のブログ内で取り上げておったように、97円のマクロが買いこんでいるであろうポイントを、一時上向きかけた相場が反転し売り抜けが起こりました。

 そのライン(97.00)から96.8までに断続的に観測されていた本邦輸入系のオーダーについても、一時的に反発は見られたものの(私は買っておりました)、その後は見事にカットし、ストップを巻き込んでの下降が起こりました。

 このストップ巻きについてですが、日経平均が下がった事も意識されておりますが、一種の仕掛け的な動きが有ったようなチャート形状となっており(リアルタイムでは寝てしまっております(涙))、「これはモデル系がこそこそ動いているな」と言う意識を持っています。

 現在のマーケットは米国の政治情勢に左右されるような動きを見せている一方で、足元では米株は底堅く、米10年国債についても利回り2.6%の壁を前にして足踏み状態です。

 つまりは、やはりマーケットは「結果的に米政府は対応するであろう」との見方が主となっており、その考えについて私も同意しております。

 米民主党(オバマ側:与党側)からは、オバマ米大統領「民主党は債務水準に関して妥協する用意がある」との発言も出ており、共和党からの回答次第では「一気に話が決着に向かう流れ」は出てきているのですが、まだ、その足場は固まっていない状況となっています。

 個人的には、「どちらの政党が必死になって法案を通そうとしているかを世論に示すこと」が重要になりつつある中で、共和党がまたしても遅れを取っている現状に、「いつもの切れが無いな」と言う思いで見ております。

 このままでは、共和党は良いところが無いまま幕引きとなってしまうので、何か戦略を練ってくるに間違い無い訳ですが、そう考えるとなると、週末辺りがやはり論争の決着に向かうにしては良い頃合いになるのかな?と言う見通しを建てております。

 一部アナリストによると、「今週の中ごろ(明日・明後日)辺りでの決着が付くのでは?」と言う見通しも出ているので、状況は変わらずニュース、米株・米国債に一喜一憂していく事になりそうです。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半はいつものドル円4時間足チャートですが、ちょっとマーケットが動き始めたので、今日は中途半端です。

ドル円2013年10月8日チャート4時間足

 大抵、私が入り損ねた場合、さらに「失敗したな」と思った時には良く強い反転を見せるのですが、今日がそのパターンかも知れませんね(汗)。

 現在観測しているのは、国内やアジア関連からの買いが入っているようです。

 欧州タイムの転び方次第と言うことになりますが、今日上げてくるのであれば、米予算案・債務上限案に進展が見られるケースなので、本日も寝ずにマーケットを追いかける必要がありそうです。

 少し長めの反転を期待するならば、日足ベースでの引け値で97円オーバーでの陽線付けが必要になってくると考えていますが、押しが思ったより浅いので、このまま上げてくるようだと私の今週のマーケットに対する相場観を転換する必要がありそうです。