今週のマーケットの感想

 [2013-10-5] 本日は、土曜日と言うことも有り比較的簡単にブログの更新をしていきたいと思いますが、先日ブログ内で紹介していたユーロドルについて、想像通りの下降曲線を描いてくれたお蔭で、私は大儲けでした!!

 と、言いたいところですが(笑)、苦手意識の強いユーロを私が張っていたならば、一転、大上昇となっていたのかも知れませんね。案の状、「売るに売り切れず下がっていく様子を見ていた」と言う結果になりました。

 次に、スイスフランについてですが、「下値をさらう展開となっていくのか?」と言うところでしたが、「スイスの金融監督当局である連邦金融市場監督機構(FINMA)は4日、為替相場操作の疑いでスイスの一部の銀行を調査していることを明らかにした。」と言うニュースを受けて一転スイス売りに波及をしています。

 こう言ったシステム上生じる時間差を通じて、益を出しているディーラーなどは沢山いるでしょうし、今後の展開次第で一部は駆逐されるでしょうが、結果的な根絶には至らないでしょうけどね・・。

 何はともあれ、スイスフランは一気に売りに傾きましたが、こう言ったニュースをスイス銀行介入の代わりとして使っておけば良かったのでは?(笑)と、1人思っておりました。

 ユーロスイスフランでは、1.20を下限レートとして設定しているため、それをバックにしたユーロの買い上げが入りやすいポイントで有った事もあり、今回のニュースに大きく反応を見せたと言ったところだと分析しています。

 最後に、米株と米国債の動きですが、結果的に先日から注目ポイントとして上げていた、ダウ1万5000ドルと米国債利回り2.5台と言う心理的な節目をバックにした買い上げが入る事になり、その流れとのギャップを埋めるようにしてドル円は上昇する事になりました。

 個人的に、96.98・96.99と新規ロングを建てて、マーケットに対して立向かっておったのですが、深夜2時ころに企業の関係者から連絡が入り、トレードから離れる事になってしまったため、結果的にかなり早めの利食いとなりましたが97.20で利益確定をさせました。

 また、週末に米予算案について幾つか話題が上ってくるとは思うのですが、そう言った事を加味したマーケット建てを行う週が来週の流れとなってくる事が想定されますが、一部トレーダーが期待している週末での合意は個人的には難しいと考えています。

 そのため、特に見通しが立たないような展開で月曜日を迎えるとするならば、下値スタートで日本の五十日スポットデイスタートを考慮したトレードを狙う事になりそうです。

 さて、本日は土曜日と言う事でここで終わりになりますが、今週を振り返ってみても、私の相場観は比較的安定しているように感じています。

 現在、企業に向けての準備時間を1日に付き3~4時間程度とっているのですが、その分、睡眠時間を2時間削り取り、普段食事しながら余り面白くも無いバラエティー番組を見ておりましたが、今はその時間は睡眠時間に変わり、逆にかなり集中できる環境になっているのかも知れません。

 特に7時から8時半辺りにマーケットが余り動く事が無い1週間であったため、アラームが鳴らなかった事も幸いして、非常に有意義な1週間とする事ができました。

 もちろん、寝不足になってはおりますが、そんな中でも「今週1週間は比較的有益な情報を伝える事ができたのでは?」と1人思い、来年から始まる二束の草鞋に対して少し安心する事ができました。

 それでは、本日はこの辺りまでにしてみたいと思います。今週一週間もお疲れ様でした。