ドル円97円下抜け

 [2013-10-25] このところ冒頭が長すぎると反省しているため、本日は少々短めにお伝えしようと思うのですが、昨日は、結局米国債マーケットが“かなり”シツコイ動きを見せている事で、ロングを持ったまま何もしない1日となりました。

 仕方ないので、最近購入して忙しくて放置していたままになっていたパソコンを、マーケット仕様に変更しておりました。

 さて、現在はドル円が97.00を下抜けた事で、ブログ更新中にイライラする事態になってしまいましたが、もちろん私のストップは綺麗に97.12で持って行かれてしまっています(涙)。

 まずは、先日のドル円チャートを表示しておきます。

ドル円2013年10月24日チャート4時間足

 さて、現在の動きについて、とりあえずは96.92辺りをバックにした買いを入れていますが、この動きをみておりますと、先日から懸念をしていたモデル系の動きが出ていると認識しています。

 それは入り方のタイミングと、板の薄い現在のようなマーケットを狙い撃ちしての動き、それにコツコツとした「まだ落ちるかな?」「次の壁はどうかな?」と疑心暗鬼のまま打ち込んでくる動き方。

 ほぼ、モデル系が好むマーケット展開になってきてしまっているかと思うのですが、私が想定していた米国債の利回りの行き過ぎ感と言うのは、ちょっと的外れな意見となってしまう事を懸念しています。

 しかしながら、96円台となると、やはり買いフローが集中しやすいポイントとなってきているだけに、このドル買いフローを消化する事ができるのか?

 本邦系企業(輸入系)に対して楽にドル稼ぎをさせるのか?と言う考えと照らし合わせますと、一旦は96.80レベルが限界ポイントと想定する事をメインシナリオとして構成した取引をしています。

 次に、そういったフローを全て呑みこむ展開となるケースですが、そうなると米国債との利回り差を意識して、急速に円買いへと転化する可能性も頭に入れておくべきだと考えています。

 現在の米国債利回りレベルですと、95円がやはりターゲットとして見えてくる展開となっているので、そこまで水準を切り下げてしまいますと、輸出系のフローを意識してレンジ水準を切り下げる事も想定しておく必要があるように考えています。

 とにかく、板が薄いため、反発も限定的になっている事から、私の苦手とするマーケットそのものとなっているため、慎重にことは運びたいと考えています(週末絡みになるため)。

 基本的に、こう言ったマーケットの底値は一瞬だけ付けた底値が反転のきっかけになる事が多いのですが、モデル系ファンドが入っている事を認識している以上は、特に個人投資家が苦しむ展開を想定した立ち回りが必要になってくるかと考えます。

ドル円4時間足のチャート今日は無し

 大変申し訳ありませんが、今日はマーケットの動きの都合上、突然ですがブログはここまでです。