ピンポイントエントリーを2つ

 [2013-4-30] 昨日は、上手くロングポジションが嵌ってくれ、さらにはターゲットとしていたラインまで伸びてくれた事で、ロング・ショートで、70ポイントの利益を出す事ができています。

 99.939からホールドしているショートについては、依然としてホールド状態となっていますが、月曜日のトレードとしては十分我慢したトレードを構築でき、値動きも余り無かった中で良くできた1日となりました。

 二日酔いでサボっていた分、3時に起きて色々と活動していて良かったと言ったところでしょうか?

 本日は、「ピンポイントエントリーを2つ」と題しまして、なぜ私がピンポイントで良ポジションを持っている事が多いのか?と言う点について書いていきたいと思います。

 比較的にトレードの核心と中身に迫っていく事になりますが、以前も書きましたが「トレードは真似できるものではない」と言う考えがあるので、私の考え方の部分だけでも紹介できれば?と言う思いで紹介させて頂きます。

 それでは、まずはドル円の4時間足について、いつものようにチャートに作画してみたので、そちらをご覧ください。

ドル円2013年4月30日チャート4時間足

 さて、まず注目しておきたいのは、現在4時間足で発生しているダブルトップに対しての到達目標である緑のラインに相場はまだ到達していません。

 つまりは、まだまだチャート的には上値の重い展開で推移してくる事が想定されるため、売りで入っても高値抜けが無い限りは上手く捌ける事を意味しているように思います。

 本日は、月末それに五十日と言うことで、日本企業やアメリカのファンド等から仲値に向けた買い上げが見られておりますが、それも仲値を過ぎ、一巡したところで再び上値が重くなる動きを見せています。

 もう一点注目していく材料としては、本日で月足が確定すると言う点で、今日どれだけ下押しが強いかによって月足レベルでの上髭の長さが決まる事になります。

 反対に来月も陽線を付けるような動き(私は5月は陰線と見たトレード作り)となるのであれば、高値追いの展開となり、月足レベルでの陽線の上髭を食いに行く動きとなるので、特に欧州・NYタイムの大きな流れには注目しておきたいところのように考えています。

 また、白いターゲット達成は、やはり全体的には日足レベルでのダブルトップの思惑へと推移していく事になるので、特に大きく下髭が出ているポイント95.5辺りまでの値幅拡大を意識する人が増える事になる点についても、注意しておきたいところのように思っています。

確実なピンポイントエントリーが無いから

 さて、メインの話題へと入っていきたいと思いますあ、私は、先に紹介したようにドル円で99.939からショートをホールドしてきています。

 また、ロングは75.614からのホールドになっている訳ですが、こうやって紹介すると、「なんだ両建てか・・」と思われる人も多いと思いますが、これは全く違う思惑での取引になっているので、両建てでは有りません。

 今日の話題は両建ての話題では無いので、この点については置いて置いて、どのようにして、そのような先っぽでポジションを持つことができているのか?について紹介してみたいと思います。

 99.950辺りが直近でみると最高値だと思うのですが、私のポジションは99.939ですね。

 実は、この時のストップは99.970で入っており、最高のエントリーとなっている事が分かります。

 利食いはしていないので、エントリーのみの話となりますが、この時の考え方は「大きな流れが来る事を事前に想定していて、それに対しての失敗回数を設けている」と言うルールでは有りませんが、トレードを取っている事から可能になっています。

 つまりはどういう事かと言うと、それまでに何度もショートでエントリーして、高値を掴むまで相場を追いかけていると言う事を意味しています。

 普通こんな事をやっていると損切貧乏になるのでは?と考える人がいらっしゃいますが、自分のタイミングとトレードに対する集中力さえ切らさなければ、最後までマーケットを追いかける事は可能で、その握ったポジションは高い確率で負け分を回収してくれます。

 もう少し詳しくすると、今回のような大きなトレンド転換を狙ったピンポイントショート何て言うのは、1回のエントリーでは不可能なので、2つポジションを入れておき、1つは利益確定させて、利益を生ませ、もう1つの残った方がホールドポジションになります。

 こうする事で、損切りになったとしても、片側が利益を確定させているので、全体的な損失はほとんど無く何度も相場に立ち向かう事ができます。

 時折、2つのポジションが同時に刈られてしまう事がありますが、それは自分のポジション取りが最悪なのであって、ポジションを持ってから1度も利益が出ないようなポジションを持った自分のトレーディング技術に反省点をおくようにしています。

 このような方法をとっているので、私は、チャートの先端部分のポジションをホールドする事ができている訳ですが、知人から「本気でそんなポジション持っているの?」と質問が有ったので、今回はその方法について紹介させて頂きました。

 このブログ内では何度も書いておりますが、私は小心者トレーダーで、攻めるよりも守りの投資を理想としてトレードを組み立てているため、上記のような戦術を取っていますが、他のトレーダーの方々には参考材料にならないかも知れません。

 また、途中で投げ出してしまうような方や、自分の気分でポジションを持ってしまわれるような方は、間違いなく負ける方法なので、十二分自分の中で消化されてから、私のトレードに対する考えを使って頂ければと思います。