ドル円下値目途が拡大

 [2013-4-2] 申し訳ありませんが、本日は急用が入ってしまい、FXブログの更新は前半部分のチャート状況のみとさせて頂きたいと思います。

 まず、昨日もそうでしたがファンダメンタルズ的な大きな材料が出ない状況下で、大きく下のストップを刈り取ってしまったドル円相場ですが、テクニカル面においては昨日紹介した4時間足の局面においてもそうですが、上手く機能をしている状況となっています。

 個人的に積み増したロングを刈られては半分利益確定のいつものトレードを貫いている訳ですが、約20ポイントほどの負けでのスタートとなっています。

 現在は、ドル円、92.583にてロングを入れていますが、ストップは既に92.56に入れてあり、これから出かけるための準備は万端と言った状態です。

 それでは、ドル円の4時間足チャートにて昨日からの動きについて見ていきたいと思います。

2013年4月02日ドル円4時間足

 まず、上のチャートには期間的な面で記載できておりませんが、長めの足での下値余地ですが白い水平ラインをブレイクした事により、91.8辺りまで広がっています。

 次に、黄色のトレンドラインを見て頂けると分かるように、現在の相場は加速度的にドル円の売りが進んでいる下降チャートの典型的なシグナルが4時間足では見てとれます。

 この事により、下値目途となるローソク足では長い下髭を作るような足、もしくは大陰線の後に、小さな陽線と陰線が並び反転と言った動きがメインシナリオとして考える事ができます。

 現在のローソク足について、過去2本のローソク足と比べて大きな陰線となっている事から、ここが1つの下げ止まりのポイントとして示唆される事になります。

 これは、大陰線を付ける際にストップを巻き込み、中にはロングポジションを投げ売った方が居たと言う証明ですので、さらにストップを巻いて落ちる場合には、ファンダメンタルズ的な強材料が必要となる事も有り、その際には現在付けている陰線がフラグとなり、更に今の陰線よりも大陰線のパターンも想定できます。

 しかし、このまま何も目ぼしい材料が無いのであれば、一旦は下げ止まり、次の材料待ちとなる事を示唆するような4時間足チャートとなっています。

 また、先にも紹介したように、4時間足より長期チャートにおいては、下値目途が91.8以下となっており上値付近では売り浴びせがあると想定できるので、私の場合、本日はこれから少し家を離れなければいけないので取引できませんが、高値付近では半分利益確定をしておきたいところと考えています。