ドル円9月の売り強く無い

 [2013-4-9] 最近マスコミ各社がアベノミクスについて疑問視する内容のニュースが発表される事を度々見かけますが、日本はこれしか進むべき道が無かったと考える事が筋であるように考えています。

 と、本日は非常に堅い内容から書き始めている訳ですが、昨日4回ショートでエントリーしたドル円ですが、しっかり負けています(笑)。

 これは来月にかけてのショートをポジションを模索すると言う、非常に心の折れる作業を今からやっているからなのですが、もしも来月落ちなければ正直何をやっているのだ?と考え込んでしまうところではあります。

 それもこれも、「来月は落ちる時が必ずある」と言う少し自信があるからやっている訳ですが、高値更新に目途を付けてはエントリーして、刈られるの作業は精神的には大変つらいものがあります(笑)。

 これもそれも、そんなトレードの戦略を立ててしまった私が悪いのですが・・・。

 と、少し前置きが長くなってしまいましたが、本日はドル円が今年2013年の9月にはそれほど下押しが起きないのではないか?と思える材料をチャートに入れてみたので、見て頂ければと思います。

2013年4月9日ドル円4時間足

 上はドル円の4時間足に、私が情報を仕入れた分で、本邦系輸出企業が売りを出したポイントをチャート上に記載したものです。

 3月はどうしても年度末と言う事で輸出企業からの円買いが入りやすいと言う特徴があるのですが、これを見て頂けると分かるように4月に入ってから、既に輸出企業からの売りがいくらか散見されています。

 これだけポンポンと売りが出せている状態を見ますと、今年は円安のおかげで輸出企業は「かなり楽になった」と言えるのは間違いないように思います。

 昨年までの相場では輸出企業の売りオーダーをバックにして、そのオーダーを引っかけないように落としていく相場がメインで、業を煮やした企業が売りを出し打ち込まれると、そこが底になって上昇するパターンとなっていました。

 そう考えると、今年の場合は上昇中のドル円に対して売り浴びせを行っている感覚で、底値で売っていると言う箇所が見えないと言うのもポイントになりそうです。

 これだけで判断するのはどうかとも思いますが、輸出の状況を見る限り、アベノミクスによってこの時期に輸出企業の売りを吸収するドル円相場はかなり良くなった事が分かります。

5月の打ち込み材料

 今現在5月に向けての高値を私は探しているのですが、上手くすれば、500pipsが狙えるような動きとなる可能性があるので、寝る間も惜しんでストップを刈られています(笑)。

 色々と5月に材料が集まるのは毎年のことなのですが、やはり一番の気になるポイントはアメリカの債務についての問題となってくるでしょう。

 毎度の事ながら、アメリカは政治が経済の足を引っ張る国となっているので、まぁ、今回も簡単にはいかないように思っています。

 次にゴールデンウイークで、日本が休みに入った時の超不安定相場。

 今年の場合はまだドル調達ができていない輸出企業や銀行があるとは思うのですが、4月末にはドル需要が強めに出て、5月の頭くらいには打たれ始めるのではないか?との考えを持っています。

 こんな考えになるのには、他にも材料があるのですが、今日はこの辺りまでとさせて頂きたいと思います。

 もし気になる方がいらっしゃったら、ドル円の月足を見て頂けれると凄い状態になっていることにお気付きになられるかと思います。

 また、アノマリーと申しますか、オカルト的な内容でドル円の月足について、今度書かせて頂きたいと思いますが、いや~、そろそろ窓埋め方向へと動いてくれませんか?ドル円さん。