相場に向かうためのニュース

 [2013-4-29] こんにちは、恐らく今日のブログはいつもより2~3時間ほど早い更新になるかと思うのですが、昨日は1日中ベットの上で過ごしたので、体力は大きく回復しています。

 昨日は、頭が全く働いていなかったので、今週の計画もほとんど立てられていなかったので、朝3時に1人起きまして、黙々とサボっていた時のニュースを読み返していました。

 先日、友人から「家で、パソコンを見ているだけでお金になるんだから良いな~」と羨ましそうに言われたのですが、「いやいや、実際はサラリーマンより働いている部分もあるのだよ?(笑)」と、私1人で暗い内から起きてニュースを読みながら思っておりました(笑)。

 さて、本日ですが、このブログが完成する頃には、ポジションは刈られてしまっている可能性も有りますが、とりあえず短期的にロングで入っています。

 どうやら少し突っ込みすぎだと言う意識と、窓が下だった事も有って、お試しロングと言う感覚と下押しが弱く比較的にロングしやすかった事、さらに.50でのストップを巻いたポイントだったと言うロングになっています。

 では、私のポジションの説明も済んだ事ですし、いつものようにドル円の4時間足での相場を見てみたいと思います。

ドル円2013年4月29日チャート4時間足

 上のチャートを見て頂けるとドル円は朝から上値が重くなっている事が分かりますが、その原因としては、先週末に発表されたアメリカGDPの結果が予想よりも悪かったと言う事が挙げられるでしょう。(経済指標グラフ:アメリカのGDP推移グラフへ)

 しかしながら、実は推移グラフを見て頂けると分かるように、全体的な面で見るならばアメリカのGDPは上昇している訳で、これまでのアメリカ経済に対する「過度な期待」から予想が高すぎたと言った方が良いようにも思います。

 また、上のチャートを見て頂けると、ターゲットを幾つか作って分かりやすくしてみましたが、上値を狙う展開として動いてくるのであれば、やはり目標は小さな窓が開いているポイントで、下値としてはダブルトップの到達ラインとなる97円辺りを抜けてくる事を想定しています。

 個人的には、97円ブレイクを見る事で本格的な下げ気配となり、93円をターゲットにできるような展開が一番良いのですが、それは5月においておいて、今日は月曜日でお休みの地域も多いので狭い値幅を意識してコツコツやっていきたいと考えています。

朝から取引をするためのニュース

 さて、後半では本日の本題である、ファンダメンタルズ分析に使うニュースを、なぜ朝から私は読んでいたのか?と言う事ですが、実はファンダメンタルズ分析と言うのはニュースを読んでいるとそんなに難しく無いように思って頂いて良いと思います。

 ニュースを毎日読む習慣が付いて居る人ならば、次のステップを想像するだけでOKなので、自分の意識を持って相場を追いかける事が必要になるだけです。

 例えば、「週末アメリカの雇用統計は発表される予定となっており、マーケットはその動向に注視しています。」と言うようなニュースが流れている場合には、基本的に、週末の雇用統計発表までに大き目のポジション調整が行われ、雇用発表前には値動きが静かになり、さらに発表直前となると、短期トレードに便乗している人たちが相場のストップを狙って動かす。

 と言う簡単な流れだけを想像する事ができれば、ファンダメンタルズ分析は完了です。

 こうやって、1つ1つのニュースに対して、適当に流れを頭の中で追っている内に、円安方向の動きが想定されるニュースと、円高方向が想定されるニュースが入り混じる事が有り、そこが相場の醍醐味になってきます。

 後は、そのニュースを全て消化した後で、「怖いな」と感じたならば、良いニュースが出た場合にサプライズになり、一気に強気の相場に、逆に「これは強いな」と思っている時にネガティブな材料が出れば、それもサプライズになります。

 そう言った、市場全体の空気・雰囲気を掴むと言う意味では、私はテクニカルよりもファンダメンタルズ分析の方が分かりやすいのでは?と考えています。