財を築く取引と守る取引
取引において攻めと守り
先日出先で私は1人考えておったのですが、それは「攻めのトレードはいつまで続けられるのか?」ついてです。
私は、トレードをする際、「攻め」と「守り」を考え、組み立てながら行っているのですが、例えば、「攻め」とは、ここぞと言う絶対の自信がある相場で迷わず打ち込んでやるようなポジション取りをする事、守りとは、常にリスクの回避を考え資産の減りを極力減らす事です。
基本的に私はチキントレーダーなので、「守り」のトレードを中心に組み立てているのですが、ここぞと言う時には「攻め」のトレードを持って大きな利益を狙う事により、他の負けトレード分のフォローに当てています。
しかし、年齢を重ねるごとに、「攻め」のトレードではなく、守りのトレードがだんだん増えていっている現状があります
恐らく「攻める事への恐怖」が私の中で生まれ始めているのかも知れません。
本日の後半は何を書いているのか、お分かりになられない方も沢山いらっしゃると思いますが、これは感覚の問題で、何とも表現しがたい事なのですが、私が負けトレードを重ねるとするならば、「攻めるタイミングが遅くなった時」だろうと・・。
例えば、10pips先の利益確定ラインを待てずに利益を手にしてしまった場合、その10pipsは将来のトレードにおいての数万、数億pipsに匹敵します。
つまり、「守りのトレーダーでも、攻めの気持ちを失うと全てが無くなってしまう」昨日は、外出先で、1人年齢と共に現れる、「恐怖」について考えていたのでした。
[2013-4-3] 本日は昨日感じた取引、つまりトレードについて書いていきたいと思いますが、直接相場には関係無く、私が個人的に考えた「トレード」について書いてみたいと思います。
まず、ドル円のお話を始める前に、昨日のブログが前半だけで終わってしまっていた事をお詫びさせて頂ければと思います。
こんな文字ばっかりの屁理屈だらけのFXブログでも、毎日10~20人の方が見に来て頂けている事は本当に感謝と申しますか、嬉しい限りでございます。
トレードと言うのは、孤独との戦いでもあり、時に大きなスランプに陥っては、改善方法の模索と、何がいけなかったのか?、どんなニュースを見落としていたのか?を探る事の繰り返しの中、こうしてブログを綴る事で、些細な取引の考え方ではありますが、皆様と共有できている事を嬉しく思っております。
正直、この先いつまで続けるのか分かりませんが、できるところまで更新していきたいと考えているので、どうぞこの先もお付き合いをして頂ければと思います。
さて、それでは本日は前置きが少し長くなってしまいましたが、ドル円の4時間チャートに対して、いつものように作画をしてみたのでご覧ください。
本日4時間足チャートでは大きなシグナルとなるものは見えていないのですが、ローソク足パターンを見ると、先日に紹介していたように見事の反転となり、底値付近92.583にて掴んだロングポジションはウマウマと言う状態となっております。
現在は約100pipsの上昇を持った93.5辺りでヨコヨコしている状態となっていますが、基本的には米連銀総裁ラッカー氏、ロックハート氏の発言内容についても下支え材料となり、コチャラコタ氏はハト派材料を出しましたが、前回と変わらぬ内容と言う事で売り材料にはなっていない展開です。
また、本日の日本時間昼前には、本邦の機関投資家からのドル円の買いが観測されています。
基本的に、機関投資家からの買いが出たのでポジションについては、長めのホールドがメインとなってくるかと思いますが、93.3と言う水準は今後ターゲットとなる可能性があるので覚えておきたいところだと考えています。
値動きとしては、高値を切り上げる展開を私は理想としているのですが、できることならば、94.2~3を目安に上げてくれるとありがたいと考えています。
ただし、正直高値が93.5辺りで勢いを失ってしまっている事を考えると、明日に控えた日銀の結果にポジションの調整を行っている人も多いと考えられますので、梯子外しには注意しながら短期的に売りで付いていく事も想定しています。