ドル円月曜日上窓の相場
4月10日~12日辺りは下げに注意
本日の韓国からの報道で、4月10日に北朝鮮がミサイル発射と核実験を行うのではないか?と言う報道が出ていますが、「特にマーケットに対して大きな問題とはならない」と言う見方が出ている一方で、日本政府はミサイル迎撃命令を出しています。
もしも、日本の自衛隊が動くような騒ぎとなるのであれば、一時大きく円安へと振れる可能性が有り、注意しておきたいところで、その後の円買戻しにもついても留意しておきたいところかと思います。
また、11日12日は、イタリアで前首相であるベルルスコーニ氏と、先日選挙で勝利したベルサニ氏が会談を持つ事になっています。
余りマーケットは注目していない材料ですが、双方が連立政権樹立へと進む事はマーケットは予測していないので、そこで良いニュースが出るようならばユーロ買いとなる展開も留意しておきたいところです。
一先ずは、何処かで売りを入れ始めてみたい相場水準となってきているのですが、底値は固めに推移する事が想定されるのが今日の相場なので、窓埋め以降は買い先行で攻めてみたいように考えています。
[2013-4-8] 本日は朝からドル円相場は上窓で、一気に持って行く展開となっていますが、どうやら海外勢からの円安期待が膨らんでいる様で、レポートを読んでみてもそう言った内容が散見されました。
私は当初の予定通りに売り持ちを考えていたので、今週最初のトレードは昼頃の戻りを待って98.605でのショートとなっています。
それでは、本日の相場展開をいつものようにドル円チャートから追いかけてみたいと思いますが、本日はドル円の4時間足からです。
さて、上のチャートを見て頂けると高値圏では日本系輸出企業と、アジア系の中銀からの売りが入っている事を記していますが、高値圏では一旦揉みあいの動きとなっています。
比較的にまとまった売りが入ったようで、4時間足的にも上髭陰線と言う事で、1つの高値目途となるようなローソク足の形状で引けている事が分かります。
そこで、目指すは欧州タイムからのギャップ、つまり窓埋めが焦点になってくると思うのですが、最近の傾向として欧州タイムに窓埋めに向かう相場の多くは窓を埋め終わった後も更に伸びる傾向があります。
つまりは、窓埋めへと向かった場合、窓を埋め終わったタイミングでショートを利益確定するのも1つの手ですが、もう少し下値を追ってみるのも利益を伸ばす重要な方法になってくると考えています。
特に現在は日銀の緩和に対して飛び乗りをした方も大勢いらっしゃるので、売り専のファンドがそれらのストップ刈りを行ってくる可能性も忘れてはいけない1つの本日の材料ように考えています。