ドル円少し待ってから叩く

 [2013-8-14] ドル円マーケットについて、上手く上昇気流に乗ってくれたおかげで、昨日に利益確定を98.2辺りで入れた分を合わせると、2週間分の利益を達成すると言う事に成功しました。

 もちろん、来週に大負けする可能性もあるため、私としては今後のトレードは慎重に行う必要が有る訳ですが、材料が少ない状況の月半ばで、チャート通りの動きを見せてくれたマーケットに感謝と言うところでしょうか?

 以下が昨日私が作成したドル円の4時間足チャートです。

ドル円2013年8月13日チャート4時間足

 後で、現在のチャートを紹介しますが、現在は完全にDBLターゲット(ダブルボトムターゲット)を上抜けており、下値での売買の反発ポイントは達成している状況にあります。

 また、今朝方にロックハート氏(FRBタカ派の人物)から、「9月の資産買い入れ縮小の可能性を排除しない」と言う、発言も有り、米国債は売られて、株価は安倍首相の「法人税引き下げ」を受けての上昇。

 ファンダメンタルズ的には、「ドル円の売り材料は無い」と言った状況になってきています。

 ただし、やはり9月を終えるまでは、「ドル円の上値は重いだろう」と言う感覚でいくならば、やはり週明けの輸出系の売りを想定しての売りポジを用意しはじめる事も考えていかなければいけません。

 そこで、基本的に長めのショートを持つ予定は無いのですが、単発的にチャートのテクニカルポイントとなるところでは売りを入れてみようかと考えています。

 それでは、次のドル円チャートをご覧ください。

ドル円4時間足のチャート

 ドル円4時間足チャートは以下のようになっています。

ドル円2013年8月14日チャート4時間足

 上のチャートはちょうど夕方の4時前に撮影をしたもので、書き込み時間が5分ほど経っているので、4時過ぎに完成させたものです。

 基本的にチャートは「まだ売ってはだめだよ」と言う状況を示しており、強気に推移していく事が想像されます。

 ただし、99円までの上昇があるのであれば、短期的にはかなり優秀なトレンドラインが99円辺りに引かれているため、狙いやすいショートポイントが有ります。

 99円手前で一発ショートを入れてみて、それで益が伸びなければ、99.2~3辺りまで粘りショートを打ち込んでいくと、20~30ポイントほどの値幅が狙える、かなり分かりやすいポイントとなりそうです。

 手前でおされるパターンもあるので、その時は押した回数によって、ポジション取りを上手く調整しないと、ストップ刈りに飲み込まれる可能性があるので、注意が必要になりそうですが・・。

 この辺りは、裁量トレードを行う方ながら、そう難しいポイントでは無いと思うので、まぁ、上がって来れば短期的に叩いてみる(材料が無ければ)、でやっていこうかと考えています。