お盆前は円高注意
ドル円4時間足のチャート
さて、それでは後半ではいつものようにドル円のチャートについて見ていきたいと思います。
やはり、下値付近ではダブルボトムを意識した買いを入れたいポイントで、少々の下抜けが起きたならば、そこがボトムとなる事を想定した買いが必要だと考えています。
もちろん、大きく底割れする場合には、95円ポイントまでの値幅を想定して、その後の流れで週末までの買いポジション集めが主な戦術だと考えています。
また、ダブルボトムのネックラインとなるテクニカルポイントをマーケットが上抜けてくると、引き直されている赤いトレンドラインブレイクと考えて、買いに走るトレーダーも出る事が考えられるので、そうなればしばらくポジションを伸ばす展開がやってくるように考えています。
基本的には週頭に下落、週後半には上昇を基本として捕えてマーケットに挑む予定をしておりますが、週頭のポイントとなるのは、やはり米小売り売上高とPPI辺りで、イギリスの議事録や失業率には注目は集まりますが、いちを数値を追いかけるだけとなりそうです。
[2013-8-11] さて、本日は週末、日曜日と言う事も有りまして、いつものように来週のマーケット展開を考えていきながらブログの更新を行っていきたいと考えているのですが、何だかんだ言いながら、そこまでビッグトレードは無い物のコツコツ稼ぎが出ている状況に安堵している夏の暑い日でございます(笑)。
と、言っても、私の場合、狭い部屋でパソコンが3台、トレード時には4台起動している事も有りまして(笑)、エアコン無しには、パソコンがダメになってしまう状況ですので、他の方々よりも良い環境で生活している状況ではあります。
まぁ、私の個人的な生活事情についての話はおいておいて、先週末に金曜日の昼過ぎに作った私のチャートを見ながら、とりあえずは先週のマーケットから振り返ってみる事にしたいと思います。
このチャートを見ると、「結果的にやはり下値は堅いんだろうな」と意識させられるようなチャートだと考えておりましたが、
やはり、マクロ参入ラインまで押してきたマーケットは「材料無しにはブレイクしきれない」と言った展開になっております。
1週間を振り返ってみますと、始めはNZランドの粉ミルク問題で揺れたマーケットから、米国債が買われ、日本株が売りたたかれて、中国指標が思ったより強い結果となり少し盛り返す、と言ったものでした。
上手くやれば、もっと稼ぎを出す事ができた相場だと今更ながら思う訳ですが、まぁまぁ良かったように振り返ります。
しかしながら、特に目立った材料が無かった事を考えると、やはり「ドル円の上値の重さの原因はやはりお盆休みを狙ったものなのだろう」と言う結論になるわけですが、そうするとやはり来週16日には円売りをしておくのがセオリーと言ったところになりそうです。
つまりは、押してくるドル円マーケットに対して、買いで付いて行き、一気に巻き返しを狙うのが“戦略”となる訳ですが、では“戦術”は?言うと、やはり95円のストップカットが起これば、その後の流れを見ながらになりますが「一気に買うべきだろう」と言うのが私の考えです。
しかしながら、割れなかった時の事も、もちろん想定しておかなければいけないので、ヘッジと言う意味を込めて幾つか買いポジションを集めておくようにはしたいと考えています。