ドル円相場を神に祈願

 [2013-8-6] こんにちは。実は、先日から神社通いを始めまして(笑)、健康の一環で一日に暇を見つけては歩く努力をしております(笑)。

 マーケットについては、“神のみぞ知る”と言ったところもあるとは思うのですが、宗教事について全く興味の無い私が、毎日神社に参拝している状況に自分としても笑いがこみあげてきているのですが、トレーダーのほとんどの方は運動不足と不規則な生活で体はボロボロの方が多いと思います。

 そう言った状況になってしまっている状況から抜け出すために始めた事なのですが、神様が少し私の方を向いてくれているのか(笑)?今週は比較的に上手くトレードポイントが見えているように思っています。

 それでは以下のチャートをご覧ください。以下は先日私が作成したドル円チャートになります。

ドル円2013年8月5日チャート4時間足

 実は、先日、短期時間軸で反転の上昇を行う事兆しが少し見えたため、98.4辺りで利食いを掛けたのですが、その時、欲豚になってしまい、ポジションの4分の1しか利食いを行いませんでした(通常は2分の1)。

 その後、案の定上昇傾向になったドル円に対しては、ただ傍観をしていた訳ですが、本日、98円を下抜けたところで全利食いの途転を行っています。

 これは97.6に居るマクロラインをカットする前に入ると言う事と、97円台に散見されていた大規模なオーダーに乗ったロングと言う事になりますが、現在の買いを熟して下押しが起こった場合においても、97.5辺りまではやはり堅いと言う状況ですので、その辺りまではポジションを刈り取られても買っていきたいと考えています。

 特に、マーケットの材料は余り無いのですが、米ダラス連銀総裁のフィッシャー氏は「9月においての量的緩和縮小」について再度発言を行いましたが、これについてもフィッシャー氏はFRBの委員の中でもタカ派を代表する人物の1人ですので、そこまでマーケットも反応しなかったと言うところになります。

 また、先日のブログ「NZボツリヌス菌での相場」で紹介したニュージーランドで発生した乳製品に混入した事が分かった、ボツリヌス菌についてなのですが、結構真面目に調べたにも関わらず(笑)、政府関係者の発表で、「経済への影響は小さい」との見方が発表されています。

 この辺りの発言については、リップサービスと言うところも有るかと思うのですが、やはりニュージーランドの乳製品へのダメージは避けられないでしょうし、もう少し様子を見ながら政府関係者の対応も含めて追いかけていきたいと思います。

 ただ、こう言ったニュースが日本のテレビ番組で報道されていない事実には驚きますね・・。

ドル円4時間足のチャート

 さて、後半でドル円チャートの4時間足についていつものように紹介していきたいと思います。

 現在少し戻りが入りつつあるのが以下の状況です。

ドル円2013年8月6日チャート4時間足

 このように推移しているドル円ですが、オーストラリアの金利発表によって、利下げは有ったものの、既に織り込み済みとの判断で、将来的な利下げは恐らく厳しいのでは?と言う面から、オーストラリアドル買いに転化、日経平均が下げ渋りを見せた事も有り、上値を突く展開となっています。

 フロー的に考えてもやはり97円台に入った途端に大きくなる買いオーダーは前回と変わらず、一部テクニカル系のトレーダーからは一目均衡表での下限が意識されたとの話も出ています。

 しかしながら、チャートは4時足確定が無い限りには、買い旺盛と考えるには少し勇み足の部分もあり、この形状で足が確定するまでは、やはり要注意と言ったところを想像しています。

 この足が確定足となる場合には、やはり98.5辺りのストップを巻いてみたい気はしています。