月曜日本時間からの下押し

 [2013-7-29] 本日は、最初からマーケットの話に入っていきたいと思うのですが、日本時間からの下押しが有ったと言う事で、キッチリと97.69で買いを入れております。

 現在のようなマーケット展開、つまりは少し長めの目線となる下げが想定できるケースでは、基本的に欧州・米国時間がキーとなるケースが多々あります。

 しかし、本日のように、月曜日、さらには日本時間から売り下がったと言うケースでは、欧州・米国時間に反発するケースが散見されるため、基本的には買っていくのが私の戦略となります。

 この原因としては、やはり欧州・米国にもマーケットの窓を意識したトレーダーもチラホラ居るようで、欧米時間に窓が開いているのを狙う方々と言うのもいらっしゃるようですし、後は、やはり日本マーケットはアルゴリズムの戦場と言われる事もあり、全体的にフローが少ないためです。

 要するに、海外時間でのマーケットが相場を決めるのであり、日本時間と言うのは、「基本的には余り注目されていない」と言っても過言でないように思える事も有ります。

 また、97.6は、私が以前にチャートでも紹介していた下落の最低到達ラインであった事も有り、エントリーしやすかった事と、やはり、この水準になると輸入系からのドル需要が有ると言う事で、マーケットは高値で買わせたいので、どうしてもショーターは途転しやすくなる水準でもあると考えています。

 参照:ドル円2013年7月26日に作成した4時間足チャート

ドル円2013年7月26日4時間足チャート

 つまりは、三尊、ヘッドアンドショルダーのターゲットはとりあえず達成と言ったところかと思います。

 しかしながら、こう言ったところまで、下落するパターンにおいては“行き過ぎ”が基本となるので、折角97.6まで下げてきた展開を考えると、もう一押しが有ってみない事には本格上昇とするには早いようにも考えているので、既に半分は利食い済みとなっています。

 また、やはりFOMC前で方向感が定まりにくいと言う事が基本にある事、さらに本日の売り下げにはマクロファンドが絡んでいる事を考えると、上値がやはり重くのしかかってくるので、その辺りを見極めながら今後もポジションの傾きを短期でコロコロと変更しながら挑む予定です。

ドル円の4時間足チャート

 後半もミッチリ書く予定だったのですが、マーケットが少し下げモードが始まったので、急遽チャートだけにさせて頂きます。

ドル円2013年7月29日チャート4時間足

 基本的に、上値はマクロファンドの売りが入った事で、シツコイ売りが観測されるかも知れないので、テクニカルラインを抜けるまでは警戒。

 下は、もう一度攻めてくる事を想定して、欧州アメリカ時間の反転を狙っての買い。

 どちらも、短期トレードで付いて行き、抜けるようならば伸ばす程度を想定しています。