簡単なトレードと手法

 [2013-7-2] 昨日のトレードは始めは上目線で良かったのですが、ブログ更新後にショートで2度エントリーして、10ポイントほどマーケットに還元してしまいました。

 現在は99.769にてショートを振っています。高値を付けてから少し遅めでのエントリーとなってしまいましたが、再度99.80を突破するような動きならばストップと言う感覚でのショートを入れました。

 このトレードタイミングについては、私の読みが外れた場合に良くとるエントリー方法になるのですが、基本は短期ブレイクに見える度天井で売り込んでストップを2~5pipsに設定するのですが、「まだ、走るだろう」と考えた場合には、このトレードはできませんよね?

 そう言うケースには、30分足レベルにて、大分前に紹介している高値付けの形ができるのを待つか、レートを見て動きが鈍い状況を待ってから、比較的意識されているポイントまでの広めのストップを持って入ります。

 その時にも、ドル円でやっているの値幅が取れないと言う事から、基本的には15pip以内までのストップポイントを探し、ほとんどの場合においては10pips以内でのストップを入れます。

 今回のケースも5pipsは超えていますが、30分足の現在(ポジションを持った時点)の高値突破でストップ、そのラインが99.78辺りと言う事も有ったので、少し振れ幅を意識しての99.81となっています。

 結構細かいエントリー方法となりますが、自分の相場観が外れた場合に用いるもので、基本的に逆張り思考の私の場合には、反転を見てから入ると言う勇気あるポイントとなるのですが、決まれば少し長めにポジションホールドができるので、効果的かつ、逆張りで数回程度負けたケースでも戻りがあるパターンが多いので、意識的に使っています。

 さて、このショートの理由ですが、先日の友人の話が引っ掛かっている株価の件と、今はエジプト情勢についても注目しています。

 エジプト情勢が悪化して原油高騰等の流れになるのであれば、ドル円についてはリスク回避へと反応して来る事が濃厚ですので、オーストラリアなど資源国通貨が強めに推移したとしても、特に気にせずに売りに入る事ができると言うメリットは有ります。

 また、欧州圏では、キプロスについてはデフォルトとの見方が強く、余り影響は無いとは言え弱気材料ともなり、ロシア等への影響は多少なりとも有るはずだと踏んでいます。

 その矛先がギリシャへと飛び火すれば熱いショート相場ともなる材料が集まりつつある状況で、週末に雇用統計を控えた中での手仕舞いも入るでしょうし、やはり売りで入っていても大怪我は無いようにマーケットを見ながら判断しました。

 アナリストの話では、ECBがマイナス金利を導入するのでは?と言う観測が出始めていますが、個人的にはちょっと厳しい(まず無いでしょう)と言った感覚を持っています。もちろん木曜日に有った場合にはサプライズ要素と言う事で望む予定をしています。

ドル円4時間足のチャート

 後半戦はいつものようにドル円の4時間足チャートで締めくくりたいと思います。

ドル円2013年7月2日チャート4時間足

 基本的にはチャートは非常に分かりやすい展開で、焦点は100円に集まっています。

 100円のカットができるかどうかだけを見ておけば良いだけで、明確なブレイクするような事があれば、それなりの不安材料の解消が有ったと考えるべきかと思います。

 不安材料が解消しなかった場合には、100円を目前にまで押し上げた昨日の展開はフェイクだと取り、後は、99.8辺りや深くは97.2辺りまでを想定しておくようにしています。