難しい局面とストップ

 [2013-7-23] 昨日のトレードは、後乗りを考えていたのですが、まずロングでエントリーしてストップを99.95で巻かれた事を切っ掛けに途転して、ショートにしました。

 アメリカの中古住宅では、そこまで動く事を想定していなかったので、そのままホールドしていたところ、前月比-1.2%と言う市場予想+1.4%と比較して悪い数値が出たため、ラッキーパンチの利食いを入れて、その後、99.28を付けた事を受けて、再度下押しが同値で反発を見せたため、これも後乗りで99.35でロングを入れ、4時間足のトレンド反発を狙っての99.6で利食いしました。

 久しぶりの大回転を行ってみたのですが、利益的に見ると分散の1発目が刺さっているだけなので、正直大した金額にはなっていません(汗)。

 次に、現在のマーケットですが、日本時間に再び99円を狙った打ち込みが入っていますが、これは日経平均が100円安となった事を材料にしての利益確定売りが入ったとのニュースが流れています。

 後半でチャートを載せていますが、チャート的に考えてもトレンドブレイクと言う形になっているため、下押しが有ってしかるべきと言ったところだったように今にすると思うところではあります。

 次に、99.4辺りまでがんばってきたマクロ系の買いオーダーについてですが、どうやらそのストップが98.8~99.9辺りとなっている可能性が出ています。

 99ストライクでは、市場の買いオーダーが厚めに入っている事から、本日の下押しについては99円巻きをせずに反発した形となっていますが、市場の観測ではミセスワタナベや機関投資家等が買い上げたのでは?と言う話がこぼれています。

 ミセスワタナベが動いたとなると、再び狙いは99円になる事が想定される訳ですが、このブログを書きつづっている現在、99.45と下押しの形を見せ始めようとしています。

 99円ストライクを次に狙った動きが有り、割り込めない状況となると、再び短期反発が入る事は容易に想像できることだと思うのですが、もし、割り込んだなら、98.2が1つの目安となってくるため、若干マーケットとしては弱気に推移しやすい展開となる事を考えています。

 材料については、明日の中国の経済指標がやはり最も気になるところで、中国からの悪材料が直接海外にも波及しかねない、バブルと背中合わせになっている事が現在の世界のトレーダーからの注目となっています。

 現在のトレーダー間の話では、中国のバブル崩壊のトリガーは、“シャドウバンクに有り”との話題でもちきりです。

 後は、何時、焦げ付きが表に出るのか?そのタイミング次第と言う状況になっており、そのタイミングでは一気に円買いが起きる事が想定されるので、アラームは欠かせない事になりそうです。

 また、過剰設備投資による問題について、中国は非常に大きな問題となっているため、その辺りの解決を急ぐ発言がチラホラ飛び出してきていますので、そう言った発言の中身を見ていく事も、現在の様に日本発の“円”に対する動きから、海外発の“円”に対する動きへと変わった今、大切になってくるように考えています。

ドル円の4時間足チャート

 さて、後半はいつものようにドル円の4時間足チャートに色々書いたものを紹介してみます。

ドル円2013年7月23日チャート4時間足

 このチャートを見て頂けると分かるように、上下の変動にはそれぞれの理由があるのですが、基本的に底値が硬い理由としてはフロー主体になっている事が想定できます。

 続いて、99円手前にはバリア的に買いオーダーが乱立しているとの話が聞かれていますが、99円ブレイクにはCTA系からのストップを巻き込む形も想定されるので、99円ブレイク時には少し走らせる動きが見られるのでは?と想定しています。

 また、先にも紹介したように99円付近ではミセスワタナベからのストップ見られる可能性があるので、注意して臨みたい展開のように感じています。

 テクニカル的な面では、99.6を突っかけて、再度トレンドに戻ろうとした結果、頭打ちになっている事が想定されるチャートですので、基本は下押しが有力なので、上昇するにしても足場固めが必要なチャートのように見えています。

 それでは、本日もトレードを張り切って行っていきましょう!