「来週のドル円マーケット」について書き殴る
[2013-7-21] さて、本日はお酒もすっきり抜けたところで、来週のマーケットについて書いていきたいと思いますが、先週を1週間振り返ってみると、ちょっと気の抜けたトレード感があった事を反省しています。
その一番の要因は7月に入ってからのマーケットにモデル系ファンドの動きが活発になっており、私のトレードとは合いにくい状況にあるからです。
まず、モデル系ファンドの特徴と言うのを簡単に書いておくと、私のような短期相場の天井や底でトレードを行い、ストップを直近に合わせているような方にとって厳しい動きを見せる傾向にあります。
それは、モデル系ファンドが見せる動きと言うのは、問答無用で買い、問答無用で売りをかけるからです。
もう少し丁寧に書いておくと、例えば、100円を目前にした99.80近辺の動きとなっているケースで、100円アタックを仕掛けた際、モデル系ファンドは99.98辺りで一気にロングポジションの利食いに走ります。
その後、短期反発を見て99.70まで押したところで、再び買いを入れてきます。
それは、100円のストップを意識して、その刈り取りを狙ったポジションを入れてくるからなのですが、特に自分のポジションを有利に動かしたいので、99.98辺りでガッツリと買いこみを入れてくるケースもあります。
そうなんですね。コンピュータは100円ブレイクの後を利食い設定ラインと事前に想定しているにも関わらず、一度反発して来る事を予想してポジションを一度手放し、再度アタックに向けて下で持ち直すと言う、本当にマーケットの良く有る展開に沿ってトレードをしてくるのです。
しかし、これが人間だとそうも上手くトレードはできずに、100円突破を見越したトレードをするならば、99.90辺りで反発を見せたとしてもロングポジションはホールドになり、100円を抜けた時点までホールドになるケースが多いからです。
このような流れになると、私のような逆張りトレーダーは、100円をバックに売りを構えて、いくらかは利食いになるのですが、その反発により形の良い(下げる可能性の高いローソク足)を作った場合、しばらくポジションをホールドしなければいけなくなります(ストップを高値置きにして)。
そのため、目標は100円ストップの巻き込みがセオリーであったとしても、ローソク足の短期形状をコンピュータがショート系の形へと作り込み、その形状を見て遅れて売り込んだトレーダーのポジションをあざ笑うように再度高値アタックをさせてブレイクさせてしまいます。
このように、短期マーケットを狂わせて、結局はブレイクさせると言う力技を行ってくるのです。
一度この流れに捕まると、短期天井や底を意識するような、トレーダーは“苦しい”と言うのが本音になるのです。
さて、来週は、このような動きが出るかどうか分かりませんが、ファンダメンタルズ要因としては、G20で日本が叩かれなかった事について、“円安材料”に、まだ結果は分かりませんが、自民党が圧勝するような展開となるのであれば、それも“円安材料”になるかと思います。
この流れを見越して、先週末(土曜)の引けにかけて予想通りに買い上がりをマーケットが見せている訳ですが、もしかすると、上窓が大き目に開いて、五十日と言う流れもくんで、10時辺りから絶好の売り場が来る可能性もあるので、留意しておきたいところだと思います。
ただし、もしも、自民党が圧勝と言う結果で終わるとするならば、欧米の方はそのニュースに対して遅れて乗ってくる可能性が有るので、基本的には欧米時間は円安の動きとなってくる事を想定しています。
また、どうやら底値ではマクロ系ファンドによる大量のドル買いオーダーもそろっているとの噂を耳にしており、99.8以下のようなところでは、非常に底堅く推移してくる可能性があると考えています。
99.8~99.6まで押すような展開となるのであれば、それは、買いで攻めてみて、その後、ブレイクをしたとしても、反転後にロングで入っても大怪我は無いように考えています。
ドル円の4時間足チャートを見てましょう。
こうやって見てみると、やはり“底値は堅い”と言う印象を持つドル円チャートですが、底値付近ではキッチリとマクロファンドのオーダーが入っていた事もあり、綺麗な上昇基調は変わっていないチャートになっています。
ファンダメンタルズが悪化すれば、赤いラインを底抜けしてことが想定できますが、基本は割れずに高値追いで101.5辺りの大量のストップを巻き込む展開を想定しておいても良いように考えています。
[2013-7-21] さて、本日はお酒もすっきり抜けたところで、来週のマーケットについて書いていきたいと思いますが、先週を1週間振り返ってみると、ちょっと気の抜けたトレード感があった事を反省しています。
その一番の要因は7月に入ってからのマーケットにモデル系ファンドの動きが活発になっており、私のトレードとは合いにくい状況にあるからです。
まず、モデル系ファンドの特徴と言うのを簡単に書いておくと、私のような短期相場の天井や底でトレードを行い、ストップを直近に合わせているような方にとって厳しい動きを見せる傾向にあります。
それは、モデル系ファンドが見せる動きと言うのは、問答無用で買い、問答無用で売りをかけるからです。
もう少し丁寧に書いておくと、例えば、100円を目前にした99.80近辺の動きとなっているケースで、100円アタックを仕掛けた際、モデル系ファンドは99.98辺りで一気にロングポジションの利食いに走ります。
その後、短期反発を見て99.70まで押したところで、再び買いを入れてきます。
それは、100円のストップを意識して、その刈り取りを狙ったポジションを入れてくるからなのですが、特に自分のポジションを有利に動かしたいので、99.98辺りでガッツリと買いこみを入れてくるケースもあります。
そうなんですね。コンピュータは100円ブレイクの後を利食い設定ラインと事前に想定しているにも関わらず、一度反発して来る事を予想してポジションを一度手放し、再度アタックに向けて下で持ち直すと言う、本当にマーケットの良く有る展開に沿ってトレードをしてくるのです。
しかし、これが人間だとそうも上手くトレードはできずに、100円突破を見越したトレードをするならば、99.90辺りで反発を見せたとしてもロングポジションはホールドになり、100円を抜けた時点までホールドになるケースが多いからです。
このような流れになると、私のような逆張りトレーダーは、100円をバックに売りを構えて、いくらかは利食いになるのですが、その反発により形の良い(下げる可能性の高いローソク足)を作った場合、しばらくポジションをホールドしなければいけなくなります(ストップを高値置きにして)。
そのため、目標は100円ストップの巻き込みがセオリーであったとしても、ローソク足の短期形状をコンピュータがショート系の形へと作り込み、その形状を見て遅れて売り込んだトレーダーのポジションをあざ笑うように再度高値アタックをさせてブレイクさせてしまいます。
このように、短期マーケットを狂わせて、結局はブレイクさせると言う力技を行ってくるのです。
一度この流れに捕まると、短期天井や底を意識するような、トレーダーは“苦しい”と言うのが本音になるのです。
さて、来週は、このような動きが出るかどうか分かりませんが、ファンダメンタルズ要因としては、G20で日本が叩かれなかった事について、“円安材料”に、まだ結果は分かりませんが、自民党が圧勝するような展開となるのであれば、それも“円安材料”になるかと思います。
この流れを見越して、先週末(土曜)の引けにかけて予想通りに買い上がりをマーケットが見せている訳ですが、もしかすると、上窓が大き目に開いて、五十日と言う流れもくんで、10時辺りから絶好の売り場が来る可能性もあるので、留意しておきたいところだと思います。
ただし、もしも、自民党が圧勝と言う結果で終わるとするならば、欧米の方はそのニュースに対して遅れて乗ってくる可能性が有るので、基本的には欧米時間は円安の動きとなってくる事を想定しています。
また、どうやら底値ではマクロ系ファンドによる大量のドル買いオーダーもそろっているとの噂を耳にしており、99.8以下のようなところでは、非常に底堅く推移してくる可能性があると考えています。
99.8~99.6まで押すような展開となるのであれば、それは、買いで攻めてみて、その後、ブレイクをしたとしても、反転後にロングで入っても大怪我は無いように考えています。