数値しか知らない事

 [2013-7-14] 昨日は、相変わらずの週末酔っぱらいをしてしまいまして、しばらくの間は大人しくしておこうと反省しております(笑)。

 飲み過ぎたと言うのも、昨日お会いした方が不動産投資をされている方で、私は不動産投資に関して完全な“ド素人”ですので、色々と勉強をさせて頂いた次第です。

 やはり、アベノミクス効果と言いますか、不動産投資について活気が出てきているようで、その収益についても“大きなものとなっている”とおっしゃっていました。

 その利益率も運用額に対して「30%以上のハイパフォーマンスを叩きだしている」と言うから本当に驚きしかありませんでした(FX止めますか(笑))。

 さらに、住宅の借り手も増えてきているようで、若干では有りますが、「賃貸料を値上げしても下見に来るお客さんが増えている」との話も出ていました。

 役に立つ情報かどうかは分かりませんが、アパート経営をされている方もいらっしゃいまして、その方がおっしゃるには、「いやいや、まだまだですよ。稼働率60%でトントンの世界ですよ(笑)。2年契約で貸しても結局出るって言われたら終わりですし、中にはジャンプする人もいるので大変ですよ(苦笑)」との事です。

 いや、正直、現物の大金を動かされている方々の意見は本当に強力です(汗)。

 私のように目の前の数字のみで判断して、数字の大小を考えただけで世界を知った気になってしまうトレーダーと、実際顧客を相手にして利益を重ねられている方の差を感じてしまう次第です。

 私も新しいビジネスを考えなければいけない年齢が近づいてきているのかな?と思う今日この頃なのですが、やはり、経験と言う意味で凄い方が沢山いらっしゃると思いました。

 また、製造業系について少し伺ったところ、設備投資が下げ止まりとなり上向き方向になっているとの政府見解が出ていますが、それに関しても、「何を根拠に(笑)?まだまだですよ(笑)!」と一蹴されてしまいました(笑)。

 「特に、都会はそうかも知れませんが、田舎は全くそんな余裕は有りませんよ?」との事でした。

 そう言った話を聞いていても、やはりアベノミクスの浸透にはもう少し時間が掛かるのかな?と考えておりました。

ドル円の4時間足チャート

 さて、来週のマーケットについて後半戦でチャートをベースにして書いていきたいと思います。

 来週はアメリカの製造業系の指標が月曜日から予定されていますが、個人的には米CPIについて注目しています。

 米CPIが失速してしまうのでは?と言う観測も有りますが、その中身について注目してみたいと思います。

ドル円2013年7月14日チャート4時間足

 チャート的には、下値がアタックは有ったので、堅めに推移しているように見えていますが、実際の中身はまた来週、週が明けてみない事には分からないと考えています。

 基本的には、底値付近では強いドル需要が見られていたので、ドル買いで攻める予定は崩していませんが、もし来週も今週のようにアルゴリズム系のトレードが見られるようならば、少し警戒しながらトレードする予定です。

 上手く流れに乗れないようならば、またヘッジ系のトレードを行う事になるのですが、また、時間があれば私の考えるヘッジトレードについてもブログに書いていきたいと思います。

 本当はヘッジなんてしないで流れに乗れるのが一番なんですけどね(笑)。