ドル円の本日の戦い

 [2013-5-29] 現在昼前の11時30分前ですが、今日のブログの更新は大変早い時間帯に更新となっているため、5時からトレーダーをされる方にとっては、有益な情報を提供できないかも知れません。

 この時間に更新をする理由として、完治したはずの風邪がまだ完全になっておらず、「体調不良になると眠れない」と言う私の最悪の習性とでも言いますか、癖と言いますか、が勃発しているためです。

 幸運にもマーケットが先日から面白い動きをしてくれているため、布団に横になりながらずっと見ている訳ですが、チャート上の高値目途で打ち込めば反転すると言うやり易い展開の相場となっているので、精神的にはマイラズに済んでいます。

 さて、本日の相場ですが、昨日の動きを見る限りでは、ドル円についても「何でもかんでも買いだ」と言ったこれまでの買い圧力は影を潜め、下値で待ちトリガーに掛かれば買い入れる形が見え隠れしているように思います。

 昨夜のケースですと101.9辺り、本日のマーケットですと102辺りと、若干水準を切り上げたトリガーがあるように思え、バリアも入っているのかな?と言った動きに見えています。

 高値はと言いますと、102.5辺りを筆頭にしたバリアのような動きを見せている事もあり、そこを抜けたポイントが、かなり綺麗な高値形状となっている事から、本日の場合には短期的に高値を売っていく形も有りだと考えています。

 もちろん、102.45辺りまでの上昇があるようであれば、ショートには気が引けますが・・。

ドル円2013年5月29日チャート4時間足

 さて、続いてドル円の4時間足チャートについてですが、先日の買い上げについて見落としていたニュースとして、カストディアン系の銀行が動いたのではないか?とニュースが出ていました。

 カストディアン系が動いていると言う事は、やはり海外投資家が円売りドル買いしている可能性が示唆される訳ですが、その直前には本邦輸入系企業からの買い上げが出ていたので、それに便乗して出したと言うところかも知れません。

 基本的に企業からのフローと言うのは短期集中型と言いますか、値動きは求めていないのですが、一気に出して一気に買ったり売ったりするのが特徴なので、上昇の切っ掛けは作れども後はファンド関連が便乗してストップを刈り取りに掛かった事が示唆されます。

 また、本日の日足ベースの動きで考えてみると、昨日の陽線が比較的大きなもので引けている事から、欧州・NYタイムに入ると買い上げ方向に振れる事がメインシナリオとなりますが、深夜に登場してくるローゼングレン氏はハト派的な人物なので、もしかすると発言を無視するかも知れませんが、その時間帯には一時買い圧力は無くなるかと考えています。

 また、明日が30日と5月最後の五十日となっているので、やはりNYタイムからは買いやすいのではないかな?と言う気持ちでいますが、残念ながら100円割れ、陰線の5月を考えていた私にとっては、無念の5月と言った事になるのでしょうか・・。