米指標には注目が集まる

 [2013-5-28] 昨日は、ブログに書いた通り買いでドル円について攻めていた訳ですが、押したら押した分だけ買いを入れていただけに、本日の上げを受けて「ご満悦」と言った気分でマーケットを追いかけています。

 長いものは狙わないでおきたい展開では有ったのですが、深夜辺りに上値目途として予定していたラインをブレイクした事を受けてホールドして眠りにつきました。

 3時間後にアラームで目覚めて101.94で約定となっていたので、睡眠投資法も捨てたものでは無いな(笑)と、いつもは余り指値を入れない(逆指値は必須)私も、指値の有効性を実感しております。

 今週のドル円、円の動きに関しては株価を見極める事が重要だと言われていますが、先日の暴落には円相場が余り顕著に反応せずに、買い上げに対しては顕著に反応している様子を見て、やはり買い需要の多さを痛感しております。

 現在の、ポジションは売り持ちにしており、本日の日足の形状が上髭を付く形で引けて、明日の流れをイメージしたものとなっていますが、ジリジリと買い上げているドル円を見ていると売り持ちは気分の良い状況では無いように思っています。

 当たれば「でかい」と言うポジション取りとなっているので、全体的に想定した流れとなるには、やはり米指標の悪化が必要だと考えています。

 前置きが長くなりましたが、ドル円の4時間足チャートを見ていきたいと思います。

ドル円2013年5月28日チャート4時間足

 上のチャートを見て頂けると分かるように、大した内容は入っていません(笑)。

 言いたい事は、ショートのストップは今朝の上昇を受けてある程度まで駆逐されてしまっており、短期筋からの売りが入り下がっていたレートに対して、その引き金で有った株価が一段落した事を受けた安堵感からの買戻しと言ったところかと思います。

 以前にも少し紹介しましたが、海外からの投資家が日本株の暴落を受けて自国通貨を買い株の証拠金を増やす動きが出る事から、基本的に株が落ちれば円が買われると言う流れが発生します。

 つまり、その巻き戻しは、株が安定してきたので円建ての証拠金が大量に必要無いので、株価が安定してきたならば、その資金を使って多通貨を購入するなど、他の運用に回す事になるため、基本は円売りに繋がると言ったところです。

 また、米国債の利回りも上昇しているなどの背景も有り、利回り差を意識してのドル買い円売りを持ってくるところもあるでしょうし、流れ的には円売り一辺倒と言った事になっています。

 しかしながら、4時間足では全否定の陰線が今から付くのであれば旨い展開、さらに高値を追いかけるのであれば、何処かで一度叩いてみたいと言う状況ですので、基本的には高値売りで付いて行く予定をしています。

 また、やはり注目はアメリカ経済の底堅さと言う事になりますが、出口戦略、QEの削減を目の前にして米指標が本当に強いのか?を本日も指標で確認しながらのトレードと言う事になりそうです。つまりは、アメリカが良ければドル買い、悪ければドル売り、非常に分かりやすいですよね。