トレード中の心境の変化
トレード中に心変わりが・・
私も人間ですからトレードをしている上で、色々とニュースや値動きを見ていて心変わりをする事が有ります。
例えば、上げている相場に対してショートを打ち込む場合、打ち込むまでは、「ここが天井に違いない」と思って入っていくわけですが、いざ入ってみると「なかなか値が下がらない」と言った状況になる事が有ります。
こう言った時、やはり、「あれ?下がると思っていたけど、まだ上がるのかな?」と、私も人間ですので考えてしまう訳です。
さて、そんな心の葛藤の中で、何が大切なのかと言うと、エントリー前に自分の中で条件を設定している事が最も重要になります。
例えば、このラインを抜けたら損切、もしくはこのラインを抜ければ利食いなどと多くの方はストップやリミットを設定しておられると思いますが、そのラインについてテクニカル面のみで考えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
そこに、簡単なファンダメンタルズ要因を加える事により、テクニカルの幅を広げる事が可能になると、私は考えてストップやリミットの設定をしています。
また、例を上げるならば、99円で値動きが止まっている状況で、99.6まで相場が上昇をしました。その後、アメリカの指標結果が悪く99.1まで下げ、再び99.5まで上昇をしていきました。
この場合、99.6まで上げた時よりも、現在はアメリカの悪材料を含んでの99.5なので、99.6を抜けると言う事は、先ほどの指標を織り込んでの上昇になると考えられます。
つまり、先に99.6を付けた時よりも、ファンダメンタルズは悪化しているので、「99.6は付けないであろう」と言う意味で、99.5でのショートとなる訳です。
こう言った事を事前にキッチリとやっておくことで、心の葛藤や、トレード中の心境の変化に対して対応ができるようになってくるように私は考えています。
[2013-5-4] 昨日はアメリカの雇用統計が発表された訳ですが、私は雇用統計に立ち向かい5回ほどエントリー?(メンテナンス中で詳しくは分かりません)が、上げているドル円に対して売り向かいました。
その結果、最後のショートを99円の壁で利益確定すると、何と雀の涙ほどの利益があるだけでした(笑)。
本当に1日張り付いていて何をしているのだろうか?と、後で確認して全く勝ち負けが発生していない状況に、苦笑いしていた訳です。
しかし、昨日の雇用結果を見てみましても、良い指標が出るのではないか?と言う考えには合致していたものの、失業率まで0.1%の改善を示しているとなると、残り1.0%で利上げが射程距離になるので、大きな発表だったように思います。
本日は、既にお休みとなっているので、チャートを表示する事は無いのですが、先週一週間は、かなりの上手く相場を乗り切る事ができました。
やはり、97円付近では個人投資家からの売りも観測していたので、ファンドのアルゴリズムがストップ刈りに飽きたと言ったところでしょうか?(笑)
実は、内心来週の月曜日上窓ならば、「かなりおいしいな」と考えているのですが、それは明日のブログにおいておいて、今日は、後半ではトレード中の心境の変化について紹介していきたいと思います。