相場・明日は5月6日だから

　[2013-5-5] 皆様、週末は如何お過ごしでしょうか？

　レジャーを楽しんだりして、日々の疲れを癒されている方、または、どうにかしてFXで勝ってやろうとデータ整理やテクニカルの再構築などを行っておられる方、色々な方がいらっしゃると思います。

　私は、完全に後者の側で、今日はとても良い天気であるにも関わらず、データを読み直したり、ニュースを読んだりしている状況であります(笑)。

　ただ、やはり週末と言う事で、「気楽にしていられる」と言う点では皆様と全く同じで、いつも殺伐としている私もゆっくりと紅茶を飲みながら外の景色を楽しむ余裕もあります。

　さて、本日は、明日5月6日に向けて、または来週の相場について、いつものように週末からの目線で組み立てていくわけですが、昨日は「上窓だったら旨い」と書いておりますが、その事についても触れながらブログの更新を行っていきたいと思います。

　では、先週末に強く上げてきたドル円の状況について4時間足チャートで見ていくところから始めたいと思います。

　上の4時間足チャートには色々と書き込みがされていますが、対して中身の無い内容が書かれているので、特に英語での表記は無視をして頂いて結構です。

　気になっている点としては、赤い色のトレンドラインで、上手く高値をサポートしている流れとなっている訳ですが、こうやって見てみると、結局は週明けから下値を攻めるのかな？と言う気持ちになってきます。

　基本的には、100円と97円のレンジ相場と言った展開で間違い無いと思うのですが、私はやはり「97円割れ方向に動いて欲しい」と言う見方をしているので、この位置まで上がってきた相場に対してはやはり売りで向かうつもりでおります。

　また、100円突破を見せた場合にも、5月全体で陰線を付ける事を想定しての売りで入るつもりでいるので、そう言った意味でも、相場が動いたところ売りを用意する予定にしております。

　先週の相場展開を見ておりますと、やはり99円に入ったところで上値が重くなり、99円をバックにした買いが入っている事を考えると、基本的には、下窓でスタートなのかな？と言う気はしておりますが、希望は上窓で、上に窓が開くのであれば、ポジション鬼ホールドで雇用統計発表前の98.30辺りまでを狙ってみようと考えています。

　下窓の場合には、上攻めが有り得るので、そこは昼辺りからの動きを見ながらとしていきたいと思います。

　さて、明日の相場についてですが、やはり5月6日と言うのは毎年ながら、日本勢が最後の休みとなるので、おかしな動きが散見されるケースを想定しておくことが良いように思っています。

　毎年の事ながら、5月6日と言うのは鬼門で、色々と思惑が重なって、酷い値幅で行って来いの展開となったり、数年前にはギリシャショックと呼ばれる瞬間暴落も起こっております。

　つまりは、ファンド関係からの日本を狙ったポジション刈りが行われやすい環境で、それは日本人個人投資家のポジションについても例外では有りません。

　飛び付きで持ったポジションについては、それを刈り取る動きと言うのが起こりやすい訳ですが、明日の朝何も起こらなければ、日本時間5月7日の朝方にかけても注意しておく必要があるように考えています。

　一気に値飛びして動いてくる事もあると思うので、特に明日・明後日だけは、初心者の方も万が一に備えて注意してマーケットに挑んで頂ければと思います。

　また、現在、これと言った悪材料が無い中での相場となりますので、その反動についてもバイアスが生まれるかも知れないので、その辺りにも注意をして頂ければと思います。

　明日が終わってみたら、やはり5月6日だったか・・となるような気がしております。