ほとんど利益の無い週

 [2013-5-18] 今日は土曜と言う事で、マーケットもお休みとなっているため、前半だけでブログを終わりにしたいと考えています。

 内容は、私自身の先週のトレードと言う事で、どちらかと言うと『反省会』と言う意味合いの強い記事になるかと思うので、どうぞご了承ください。

 まず、先週一週間に入る前に、100円を突破した事により私のトレードど目先は大きく変更しなければいかなかった訳ですが、それでも、この相場に対して違和感を感じている私は『売りを基調とする』しか有りませんでした。

 それは、月足レベルでの行き過ぎ感が否めない状況で、マーケットの動きの主導権がファンド勢の思惑が大きく見えているからです。

 これだけの上昇をみるのであれば、決算月となり円需要が出始めた場合においても、輸出系企業の大部分のドル売り需要は流れの中で消化されてしまっており、今年は8月や9月と言う時期に大きく円買いへと動くと言う事も無いように考えられます。

 また、100円抜けに乗じて、下値を突っかけに行ったマーケットに対しては、必ず買い需要が出ている事から、現在のマーケットは高値圏だと考えている私に対して、投資家の多くはツッコミ買いを見せているのかも知れません。

 そう言った思惑の中で、長めの目線で高値を売っては、短期用のロングを抱えて、結局ショート派刈られるの繰り返しで、結局一週間を通じて、ほとんどと言って良いほど利益を上げる事ができていない状態です。

 基本的に私のトレードは逆張りなので、こうなってしまうのも仕方無いのかも知れませんが、それでもやはり悔しい思いは沢山あるもので、思わずお気に入りのボールペンをへし折ってしまうと言う事態になってしまいました(笑)。

 さて、このようなスタイルでトレードをしていると、「両建てだろ?」と良く言われるのですが、この考えは全く両建てでは無くて、「個々のポジション取りが気が付けば両建てになってしまっている」と言う考えをしております。

 システム売買をされる方からは、「機械的にポジションの重さだけについて考えると、それはただの両建てだよ」と言う指摘を受けるのですが、私としては一球入魂でエントリーしている訳で、それぞれのポジションがそれぞれの役割(ストップ・リミット)を背負って作り上げられているので、全く両建てと言う意識は有りません。

 ただ、口座全体で把握してしまうと、負けているのにも関わらず残高が減らなかったり、買っているにも関わらず残高の伸びが悪かったりと言う事もあるので、もし私のように長短合わせての取引を考える方は、1週間でも1ヵ月でも良いので、区切られた期間による取れ高の増減を確認する事をお勧めさせて頂きます。

 また、このようなトレードをしていると、どうしても、頭の中で損失が増えていくのを両建てで抑えたくなってくるのですが、間違えても両建てによる含み益の確保や、含み損の固定はしないようにする必要が有ります。

 このような考えの元で取引を行ってしまうと、エントリー理由が変に歪んでしまう事が多く、上がると思っている相場に対してロングの益を守るためのショートと言う考えとは反対の行動を取ってしまうようになるからです。

 最後に、まだ来週に関して全く手を付けていないのですが、来週もやはり私は売りから入っていくわけですが、やはり高値追いの展開になるのが濃厚なチャート形状となっています。

 しかし、逆に来週の高値追いで上髭となるのであれば、それは、長めのポジション整理のチャンスともあるポイントまで上昇をしているので、その辺り、期待と我慢を入り混じってトレードを重ねていく予定をしております。