国債市場とドル円

 [2013-5-25] 本日は、週末と言う事で良かったのですが、どうやら先日から夏風邪をこじらせてしまい、微熱が出ていると言う事で前半部分のブログのみを更新すると言う形を取らせて頂きたいと思います。

 先日、押し目買いを狙うと言う事で、ポイントで買いを入れてみようとチャートを見ていたのですが、突然の眩暈が起こり熱を測ると微熱が有ったので、風邪薬の服用をすると言う事でトレードはしませんでした。

 結果は買っておけば戻りを取れたポイントだったのですが、それも体調管理ができていない自分の完全なる失態として、キッチリ諦めております。

 さて、先日は100円を押し込んだ流れが再び起こった訳ですが、結局は引け間際に戻される状態となっており、100円の堅さを物語る事態となったわけですが、日本株の崩れや国債のボラの大きさと言った面では非常に気になるマーケットが来週もやってくる事を示唆させています。

 また、国債については、生保会社が国債の利回り上昇を受けて運用予定しさんの一部を30年債や10年債と言った長期国債に回すと言う話も出ています。

 10年・30年後の日本国債が安全かどうか分かりませんが、こう言った大企業が国債を買ってくれる事と、償還までホールドすると言う話なので、日本国債利回りについては大きな支援材料となり、利回り1%で十分購入と言う話もある一定の目途が分かり、国債の買いタイミングを絞るトレーダーもいるので、短期的に極端な国債売りを仕掛ける地合いに無くなったと言う事も大きいように感じています。

 ただし、日本国債のボラティリティ幅が大きくなると、損失を出すトレーダーが多くなる事も注意点として上げていた事から、やはりボラの大きさには政府・日銀の慎重な姿勢が必要になってくるように思います。

 まぁ、安倍政権の間は、その辺りについてマーケットも大きな信頼を寄せている事でしょうから、日本国債の安全資産意識については変動は無いように思います。

 また、海外では、アメリカ国債の利回りについては底を打ったと言う話が先々月辺りからチラホラ聞かれており、その辺り、日本国債の利回り上昇が無いのであれば、利回り差を意識した円売りドル買いとなる事も視野に入れたトレードを組み立てていくつもりはしております。

 最後に、マーケット全体として、これまでのような何でもかんでも買いの状況から、先日のFOMCを境にして変調が起こったように感じています。

 来週のターゲットは、もちろん100円割れを起こすかどうか?と言うところですが、来週は月足が確定する1週間で、さらに陽線を付けるのであれば、日本のバブル時代にも無かったドル円相場の連騰と言った事になります。

 陰線を付けるためには97円台での攻防となるわけですが、もし今月陰線で引けるのであれば、来月は下押しスタートとなる事で、上手く日本企業からの需要が捌ける事になるのですが・・。

 では、本日はこの辺りまでにして、後はゆっくりと風邪を治して来週に備えてみたいと思います(笑)。最近、ちょっと忙し過ぎたかな・・。